酸化グラフェンの欠陥を有機分子で修復する
Publicly Offered Research
Project Area | Science of Atomic Layer Systems |
Project/Area Number |
26107528
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Innovative Areas (Research in a proposed research area)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Science and Engineering
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Research Institution | Okayama University |
Principal Investigator |
仁科 勇太 岡山大学, その他部局等, 准教授 (50585940)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2015)
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Budget Amount *help |
¥4,810,000 (Direct Cost: ¥3,700,000、Indirect Cost: ¥1,110,000)
Fiscal Year 2015: ¥2,470,000 (Direct Cost: ¥1,900,000、Indirect Cost: ¥570,000)
Fiscal Year 2014: ¥2,340,000 (Direct Cost: ¥1,800,000、Indirect Cost: ¥540,000)
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Keywords | 酸化グラフェン |
Outline of Annual Research Achievements |
酸化グラフェン(Graphene Oxide, GO)は、溶液中の化学プロセスで大量合成が可能なため、実用化が最も近いナノカーボン材料の一つであると期待されている。この性質は、既存の化学工場の設備を活用できるという特徴を持っている。また、合成に必要な黒鉛は、安価かつ大量に入手可能な材料で、資源枯渇、自然環境への影響が小さいという特徴がある。現在、GOは、電極、触媒、水浄化、放熱、樹脂補強材、潤滑剤などのさまざまな用途が見込まれている。しかし、GOは濃硫酸中で強力な酸化剤を用いて合成するため、その製造条件の設定が難しく、安全かつ効率的に大量合成する方法が確立されていない。これまで我々は、GOを安全かつ大量に製造する技術を開発し、さまざまな用途への実用化に向けて、研究を進めてきた。 GOの性質は,用いる黒鉛の種類や形状・サイズにより大きく変化する。GOの性質を変える本質を解明することは,学術面のみならず品質の保証や再現性の確保の観点においても重要である。GOを化学修飾したり,酸化・還元をメカニズムに基づき行うことで,再現性良く望みのGOを合成することに成功した。
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Research Progress Status |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(16 results)