上皮管腔組織が内包する細胞間相互作用を介したがん抑制システムの遺伝的基盤
Publicly Offered Research
Project Area | Regulation of polarity signaling during morphogenesis, remodeling, and breakdown of epithelial tubular structure |
Project/Area Number |
26112708
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Innovative Areas (Research in a proposed research area)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Biological Sciences
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
大澤 志津江 京都大学, 生命科学研究科, 講師 (80515065)
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Project Period (FY) |
2014-07-10 – 2016-03-31
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Project Status |
Discontinued (Fiscal Year 2015)
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Budget Amount *help |
¥7,540,000 (Direct Cost: ¥5,800,000、Indirect Cost: ¥1,740,000)
Fiscal Year 2015: ¥3,770,000 (Direct Cost: ¥2,900,000、Indirect Cost: ¥870,000)
Fiscal Year 2014: ¥3,770,000 (Direct Cost: ¥2,900,000、Indirect Cost: ¥870,000)
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Keywords | 内在性がん抑制 / 極性崩壊細胞 |
Outline of Annual Research Achievements |
ヒトのがんのほとんどは上皮由来であり、上皮がんの発生・進展には上皮細胞の頂底極性(apico-basal極性)の崩壊が深く関与している。一方、上皮管腔組織に極性が崩壊した細胞が生じると、正常な組織は極性崩壊細胞を積極的に組織から排除することでその恒常性を維持する可能性が近年示唆されている。我々のグループはこれまでに、嚢状の上皮管腔構造を示すショウジョウバエ成虫原基をモデル系として用い、このような細胞排除システムが実際に上皮管腔組織に存在することを明らかにしてきた。しかしながら、その分子基盤についてはいまだ不明な点が多い。本研究では、正常な上皮細胞が極性崩壊細胞を認識・排除する分子基盤を明らかにし、上皮管腔組織が内包するがん抑制システムの分子基盤を生体レベルで理解することを目指す。この目的を達成するために、極性崩壊細胞を取り巻く正常細胞側に突然変異を導入し、これにより細胞排除システムに異常をきたす変異体を網羅的に単離・その責任遺伝子を解析した。その結果、正常細胞側で機能する細胞膜上のリガンド様タンパク質を同定することに成功した。さらに我々は、このリガンド様タンパク質に結合する、極性崩壊細胞側の受容体を、RNAiを用いた遺伝学的スクリーニングを行い、その同定に成功した。
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Research Progress Status |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(14 results)