痛み共感の両価性と分子・神経基盤
Publicly Offered Research
Project Area | Empathic system |
Project/Area Number |
26118518
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Innovative Areas (Research in a proposed research area)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Complex systems
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Research Institution | National Institute of Radiological Sciences |
Principal Investigator |
山田 真希子 国立研究開発法人放射線医学総合研究所, 分子イメージング研究センター, サブリーダー (50557444)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2015)
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Budget Amount *help |
¥10,920,000 (Direct Cost: ¥8,400,000、Indirect Cost: ¥2,520,000)
Fiscal Year 2015: ¥5,590,000 (Direct Cost: ¥4,300,000、Indirect Cost: ¥1,290,000)
Fiscal Year 2014: ¥5,330,000 (Direct Cost: ¥4,100,000、Indirect Cost: ¥1,230,000)
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Keywords | 認知神経科学 |
Outline of Annual Research Achievements |
共感についてのこれまでの先行研究では、その多くが、ヒトの共感に関わる脳機能が示されている一方で、脳機能の背景にある神経伝達物質、特に、報酬や行動制御に関わるドーパミンの役割についての理解はほとんど進んでいない。本研究は、共感の両価性(利他性と利己性)に着目し、それらが社会行動選択に及ぼす影響とその分子・神経機構を明らかにすることを目的とした。当該年度は、共感の利己的側面の神経基盤をfMRIを用いて同定し、[11C]racloprideを用いたPETにより測定したドーパミン神経伝達機能との関連性についての検討を、健常者13名において実施した。結果、PET計測で得た線条体のD2受容体結合能が高い人ほど、fMRI課題中に、利己的な判断を行う際の線条体の活動が高いことが判明した。 さらに、利己性に関して、線条体外(大脳皮質)のドーパミン神経伝達機能の役割を検討するために、 [11C]FLB 457を用いたPET計測を健常者26名で実施した。利己性の指標として、マキャベリ知性の測定を行った。結果、社会性に関わる前頭葉眼窩面のD2受容体結合能が高い人ほど、マキャベリ知性が高いことが判明した。 これらのfMRI研究、PET研究から、共感の利己性に、線条体及び線条体外のドーパミン神経伝達機能が関わっていることが、本研究から見出された。
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Research Progress Status |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(4 results)