追跡調査による思春期の性成熟が自己制御能力低下に及ぼす影響の時系列変化の解明
Publicly Offered Research
Project Area | Adolescent mind and self-regulation |
Project/Area Number |
26118713
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Innovative Areas (Research in a proposed research area)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Complex systems
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Research Institution | Nagasaki University |
Principal Investigator |
西谷 正太 長崎大学, 医歯(薬)学総合研究科, 助教 (50448495)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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Project Status |
Declined (Fiscal Year 2015)
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Budget Amount *help |
¥10,400,000 (Direct Cost: ¥8,000,000、Indirect Cost: ¥2,400,000)
Fiscal Year 2015: ¥5,200,000 (Direct Cost: ¥4,000,000、Indirect Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 2014: ¥5,200,000 (Direct Cost: ¥4,000,000、Indirect Cost: ¥1,200,000)
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Keywords | 思春期 / 自己制御能力 / メチル化 / ホルモン / 性差 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の進行の上で、重要な課題であったのは、唾液由来DNAのメチル化解析であった。これまで、メチル化解析には血液試料が用いられることが多く、唾液由来DNAからの解析は、まだ殆ど行われておらず、組織間での差異が不明であった。しかし、唾液由来DNAの殆どは、唾液中の白血球に由来することが多いと報告されている為、血液に近いメチル化状態であることが予想された。そこで、オキシトシン受容体遺伝子、アンドロジェン受容体遺伝子のプロモーター領域に注目し、それぞれ2箇所、21箇所のCpG領域のメチル化解析を、血液試料、唾液試料のそれぞれについて行い、両者の比較を行った。また、アンドロジェン受容体遺伝子に関しては、X染色体上にある為、男女別の比較を行った。その結果、少なくとも今回検討した同遺伝子の解析領域については、メチル化率は、血液と唾液での違いは殆どなく、同様なパターンを示した。従って、メチル化解析を行う上で、思春期の子どもからの検体収集において、唾液という簡便な試料を得ることでも血液とほぼ同様なパターンを得られる可能性を確認した。今後、本研究が行う追跡調査の実検体について解析を進めて行きたい。また、メチル化率と精神機能との間をつなぐ中間表現型を計測するための脳機能計測系を確立した。 今回の追跡調査の対象者からの唾液試料の再収集を行った(思春期前12名、思春期中4名)。先の解析法を確立した上で、2年前(第一期期間中に実施した際)の試料との比較を行い、思春期の成熟に伴うメチル化変化について検討したい。
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Research Progress Status |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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Report
(1 results)
Research Products
(4 results)
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[Book] 思春期学2015
Author(s)
笠井清登, 藤井直敬, 福田正人, 長谷川眞理子, 西谷正太, 他
Total Pages
360
Publisher
東京大学出版会
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