DNA 塩基置換酵素の“逆進化”誘導によるDNAを切らないゲノム編集ツールの開発
Publicly Offered Research
Project Area | Synthetic biology for the comprehension of biomolecular networks |
Project/Area Number |
26119710
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Innovative Areas (Research in a proposed research area)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Complex systems
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Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
西田 敬二 神戸大学, 学内共同利用施設等, 准教授 (10620338)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2015)
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Budget Amount *help |
¥13,910,000 (Direct Cost: ¥10,700,000、Indirect Cost: ¥3,210,000)
Fiscal Year 2015: ¥7,020,000 (Direct Cost: ¥5,400,000、Indirect Cost: ¥1,620,000)
Fiscal Year 2014: ¥6,890,000 (Direct Cost: ¥5,300,000、Indirect Cost: ¥1,590,000)
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Keywords | 合成生物学 / ゲノム編集 / デアミナーゼ / Target-AID / CRISPR / 合成生物 / 合成進化 / synthetic biology |
Outline of Annual Research Achievements |
ゲノム情報を生きた細胞のなかで操作することができる技術は、「創って解析する・利用する生物学」にとって基盤となる合成生物学技術である。本研究の目的は塩基変換反応を利用して染色体を切断せずに直接ゲノムDNA配列情報を書き換える技術を開発・高度化することである。具体的にはDNA塩基変換酵素として、塩基の脱アミノ化反応を行う酵素(デアミナーゼ)をDNA配列認識モジュールと結合させて至適化した人工酵素を開発し(Target-AID)、実際にそのゲノム編集技術としての有効性を実証した。ヌクレアーゼ活性を除いたCRISPR/Cas9を配列認識モジュールとして利用すると、標的配列内の4塩基程度の範囲内のCytosineに高効率に点変異を導入することができた。複数の異なる遺伝子標的に対しても同時に効率よく、また毒性なく変異導入することが出来た。これまでに出芽酵母、大腸菌、動物細胞、植物細胞での有効性を確認することが出来ており、基本的にどのような生物材料でも適用が可能な汎用的ゲノム編集ツールの開発を行うことができた。
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Research Progress Status |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(9 results)