Compiling the Research Achievements
Grant-in-Aid for Scientific Research on Innovative Areas (Research in a proposed research area)
構造美を分子・分子集合体の設計原理に取り入れ、π電子系のダイナミズムを引き出す物質創製により、新機能創出ならびに新現象発掘を目指す本新学術領域は、各研究者による世界を先導する卓越した個人研究成果・領域内共同研究成果に加えて、領域外研究者との共同研究、国際共同研究、若手育成、アウトリーチ活動においても数々の新しい取り組みを実施してきた。今年度は、本新学術領域研究の活動全般を総括して研究成果報告書の取りまとめるとともに、関連分野への情報発信や次世代研究者への橋渡しを目的とした公開シンポジウムを開催する。
本研究では、平成26~30年度の期間に実施された新学術領域研究「π造形科学:電子と構造のダイナミズム制御による新機能創出(略称名:π造形科学)」の活動を取りまとめた。当該領域では、有機機能物質における新機能創出ならびに新現象発掘を目的として掲げ、構造美を分子・分子集合体の設計原理に取り入れ、かつπ電子系のダイナミズムを引き出す新たな物質創製戦略に基づき研究を展開した。また、参画研究者による卓越した個人研究・領域内共同研究に加えて、領域外研究者との共同研究、国際共同研究、若手育成、アウトリーチ活動においても数々の新しい取り組みを実施してきた。これらの取り組みを通じて得られた成果を収集するとともに、当該領域成果の学術的および社会的意義を総括し、事後評価報告書として取りまとめた。その際、独自に設けた6つの評価項目(1. 学理構築のシーズ; 2. 我が国の研究力強化につながる取り組みと成果; 3. 見出された新機能・新現象;4. 若手育成; 5. 国際活動; 6. 社会貢献)に照らし合わせて、当該領域活動がいずれの評価項目においても特筆すべき成果を挙げたことを示した。その結果、当該領域は令和元年度新学術領域研究(研究領域提案型)に係る事後評価において「A+(研究領域の設定目的に照らして、期待以上の成果があった)」の評価を受けた(https://www.mext.go.jp/content/000003096_04.pdf)。
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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https://www.mext.go.jp/content/000003096_04.pdf