新学術領域「共創的コミュニケーションのための言語進化学」の成果取りまとめ
Compiling the Research Achievements
Project Area | Studies of Language Evolution for Co-creative Human Communication |
Project/Area Number |
22H04897
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Innovative Areas (Research in a proposed research area)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Complex systems
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Research Institution | Teikyo University |
Principal Investigator |
岡ノ谷 一夫 帝京大学, 先端総合研究機構, 教授 (30211121)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2023-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥3,900,000 (Direct Cost: ¥3,000,000、Indirect Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2022: ¥3,900,000 (Direct Cost: ¥3,000,000、Indirect Cost: ¥900,000)
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Keywords | 共創言語進化学 / 階層性 / 意図共有 / 言語進化国際合同会議 / JCoLE / 言語進化学の未来を共創する / 言語進化 / 国際会議 |
Outline of Research at the Start |
新学術領域「共創的コミュニケーションのための言語進化学」(2017-2021年度)は、言語の構造に見られる「階層性」と言語の機能に見られる「意図共有」を2本の柱として、言語の起源と進化、そしてコミュニケーションの未来について、理論・実験(生物進化・人類進化・個体発生)・モデルの3つの視点から研究考察しようとしたものである。本領域には100名以上の研究参画者がおり、その研究成果は、300件以上の論文、200件以上の学会発表等、膨大である。今後の関連研究の推進に資するため、2022年度の一年間をかけて、これらの研究成果を取りまとめることとする。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究費は新学術領域「共創的コミュニケーションのための言語進化学」の研究成果をとりまとめるためのものである。本研究費は主として以下の2つの事業のために使用された。1.言語進化国際合同会議(JCoLE)の準備・開催・運営。2.領域の成果をまとめた書籍の刊行。 1については、2022年9月5日から8日までの会期中、12の招待講演、95の口頭発表、78のポスター発表、11のワークショップを開催することができた。現地に対面参加した研究者は約280名おり、うち半数は海外からの参加であった。オンラインで参加した研究者は約170名おり、8割が海外からであった。事後アンケートでは、科学的内容、運営、学術交流、文化的体験のすべてにおいて90%以上の満足度を得られた。この会議後、新たな学術交流がいくつか生まれている。その1つとして、領域代表である岡ノ谷が2023年2月にイスラエルで開催された言語起源研究の国際委員として招聘されたことがあげられる。 2については、若手を中心とした21名の執筆者、17の章および座談会を擁し、326ページの書籍としてまとまっている。「言語進化学の未来を共創する」(岡ノ谷一夫、藤田耕司共編著、ひつじ書房、2022年10月刊行)。平行して、海外評価委員、領域班代表者を中心とした英文書籍の準備が進んでおり、2023年度中には刊行できる見込みである。 以上から、本研究費は当初の目的どおりに有効に活用されたと言える。
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Research Progress Status |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(1 results)
Research Products
(4 results)