Compiling the Research Achievements
Grant-in-Aid for Scientific Research on Innovative Areas (Research in a proposed research area)
微惑星、火星、氷天体の水・物質循環の知見を統合し、理論体系を構築するための総括班会議、および報告会を開催する。総括班会議では、本領域の知見を理論化して取りまとめ、教科書の出版を行う。総報告会では、本領域内外の関連研究者を集め、その成果の発表・取りまとめを行う。領域代表は、関連分野を横断する研究を行っており、総括を行う。計画研究代表は、研究方針を策定し、専門性を活かして研究を推進してきた。総括班会議を通じた教科書の作成は、領域代表および計画班代表を中心とし、大学院生をRAとして雇用し、その補助をする。これに複数研究を結ぶ中堅の研究協力者が加わり、理論体系の構築と総括に対する助言や指針を与える。
これまで我々は、微惑星、火星、氷衛星といった太陽系の水惑星たちに対して、探査観測データの解析、実験結果を組み込んだ理論モデルを通じて、その水環境や生命利用可能エネルギーの定量化を行ってきた。本研究では、統合化した知見を複数の論文群に留めるだけではなく、これらを系統だった学問体系として一つの書籍にまとめあげ、和文・英文の教科書とすることを目的とする。これによって、今後数十年に渡り発展するであろう「宇宙における生命」に関する新しい学術分野 ― 水惑星学の礎を構築する。現在、和文・英文ともに「宇宙における生命」を、化学・地質学・物理学に基づき体系的に扱った教科書は存在しない。本申請で目指すのは、惑星天文学から地質学、分子化学、生命圏科学にまたがるメンバーたちによる、基礎方程式から始まる「宇宙における生命」に関する教科書の作成、およびそのための学問の体系化である。これにより、この分野を目指す次世代研究者の育成だけでなく、周辺分野の研究者たちに本学術分野へ新規参入を促す。そのための総括班会議、および報告会を開催した。総括班会議は、総括班メンバーを集めて合宿形式で行うことで効果を最大化する。合宿では、理論体系の骨組みを議論し、まとめ上げた。全体会議では、各国の火星、氷衛星、小惑星の探査に関わる海外メンバーを呼び、大規模な国際会議を開いた。これによって、成果を海外に発信するだけでなく、領域の総まとめとしても将来の探査計画へつなげることができた。
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
All 2023 2022 Other
All Int'l Joint Research (6 results) Journal Article (15 results) (of which Int'l Joint Research: 13 results, Peer Reviewed: 15 results, Open Access: 11 results) Presentation (19 results) (of which Int'l Joint Research: 10 results) Remarks (1 results) Funded Workshop (1 results)
Nature Communications
Volume: 14 Issue: 1 Pages: 1-9
10.1038/s41467-023-36172-1
The Planetary Science Journal
Volume: 4 Issue: 2 Pages: 32-32
10.3847/psj/acb64b
Icarus
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Science
Volume: 379 Issue: 6634 Pages: 7850-7850
10.1126/science.abn7850
Volume: 379 Issue: 6634 Pages: 8671-8671
10.1126/science.abn8671
Volume: 379 Issue: 6634 Pages: 431-431
10.1126/science.abo0431
Volume: 379 Issue: 6634 Pages: 9057-9057
10.1126/science.abn9057
Volume: 379 Issue: 6634 Pages: 9033-9033
10.1126/science.abn9033
AGU Advances
Volume: 3 Issue: 1 Pages: 1-23
10.1029/2021av000568
Volume: 3:41 Issue: 2 Pages: 1-21
10.3847/psj/ac34ee
Volume: 3 Issue: 3 Pages: 1-18
10.3847/psj/ac596c
Geochimica et Cosmochimica Acta
Volume: 325 Pages: 129-151
10.1016/j.gca.2022.02.005
Volume: 386 Pages: 115149-115149
10.1016/j.icarus.2022.115149
Remote Sensing
Volume: 14, 3883 Issue: 16 Pages: 1-32
10.3390/rs14163883
Volume: 13 Issue: 1 Pages: 1-14
10.1038/s41467-022-32596-3
http://www.aquaplanetology.jp/