Compiling the Research Achievements
Grant-in-Aid for Scientific Research on Innovative Areas (Research in a proposed research area)
本新学術領域「南極の海と氷床」では、多分野間の連携研究により、先端的手法を用いて南極の様々な環境をシステム学的に研究し「南極環境システム学」を創成した。本取りまとめは、領域全体の5年間の集大成として、研究期間が終了したタイミングで領域全体として達成した成果や個別の成果を総括し、本領域を締めくくるとともに、今後の重要課題等について整理し、次世代に残すことを目的とする。
計画研究班および公募研究の主要メンバーが集合して成果を十分に議論するため、対面+オンラインのハイブリッド形式での最終全体ワークショップを開催した。本領域の全期間における研究成果を発表し議論することで、本領域が創成した南極環境システム学の到達点を確認したほか、本領域終了後も取り組むべき重要課題について議論した。本領域の研究成果をまとまった形で残すため、独自の研究成果集を作成した。これには全ての計画研究班および第1期、第2期公募研究班の個別の研究成果を含み、巨大リザーバとの関連や、計画研究と公募研究の連携関係等が伝わることを意識した冊子となった。アウトリーチとして、領域ウェブサイトやSNS、所属機関が主催するサイエンスカフェや一般講演等を活用し、南極環境の研究の魅力と重要性を発信した。
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。