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2024 Fiscal Year Comments on the Screening Results

14族ナノシート科学の創成

Research Areas

Project Area (Abbreviation)14族ナノシート
Project/Area Number 24B208
Research Category

Grant-in-Aid for Transformative Research Areas (B)

Area Organizer 黒澤 昌志  名古屋大学, 工学研究科, 准教授 (40715439)
Project Period (FY) 2024-04-01 – 2027-03-31
Summary of the Research Project

本領域の目的は、14族ナノシート(グラフェンの炭素を“重い14族元素”に置換した二次元物質)が示す新奇物性を深く理解し、当該材料に潜んでいる能力を最大限に引き出す新たな研究領域『14族ナノシート科学』を創成することである。当該材料は、従来のバルク14族半導体や低次元物質と同じ特徴を持ちながら、トポロジカル性の発現といったこれまでにない新奇物性の発現が予言されている。本領域では、合成・物性・応用・理論の4分野融合により物性解明を進め、深遠な物理モデルとしての追及にとどまっていた本コミュニティの学術水準の飛躍的向上を目指す。応用展開を見据えたデバイスプロセス技術の構築も並行して進め 、14族ナノシートの物性を精密に制御する新たな表面・界面設計指針を国内外および産業界へ提供する。

Outline of Opinions Expressed in the Review Results

グラフェンの炭素を重い14族元素に置換した二次元物質である「14族ナノシート」は、バルク14族半導体や低次元物質と同じ特徴を持ちながら、トポロジカル性等の新奇物性の発現も期待される物質群である。本研究領域は、そのようにポテンシャルの高い「14族ナノシート」に潜む新奇な物性を理解しつつその潜在的な機能性を探求し、応用展開を見据えたハイレベルな学術の形成を進めるという点で、挑戦的かつ学術的な意義が高い。合成・物性・応用・理論とバランスのよい計画研究の構成となっており有機的な連携が期待される。既に一部連携も進んでいることから、「14族ナノシート」に固有の学術的成果が期待されるとともに、将来の革新的な産業応用へ向けた基盤の形成が見込まれる。

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Published: 2025-07-03  

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