2019 Fiscal Year Annual Research Report
Precise Formation of a Catalyst Having a Specified Field for Use in Extremely Difficult Substrate Conversion Reactions
International Activities Supporting Group
Project Area | Precise Formation of a Catalyst Having a Specified Field for Use in Extremely Difficult Substrate Conversion Reactions |
Project/Area Number |
15K21707
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
真島 和志 大阪大学, 基礎工学研究科, 教授 (70159143)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
野崎 京子 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (60222197)
岩澤 伸治 東京工業大学, 理学院, 教授 (40168563)
林 高史 大阪大学, 工学研究科, 教授 (20222226)
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Project Period (FY) |
2015-11-06 – 2020-03-31
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Keywords | 精密制御反応場 / 高難度物質変換 / 触媒反応 / 国際共同研究 |
Outline of Annual Research Achievements |
「精密制御した反応場構築による新しい学術研究への展開」の促進に向けて、第一線で活躍する研究者との共同研究・研究内容に関する討議を積極的に推進し、異なる専門性を持つ研究者間の学際的融合を促し、その結果、従来にない「精密制御反応場」を用いる新反応開発を支援することを中心に活動を進めている。本年度、本領域が主催・共催したシンポジウムにおいて海外から招へいした多数の研究者らと、本領域で得られている最新の研究成果について積極的な意見交換し、また、進行する共同研究に関して議論を行った。具体的には、2019年12月に開催した第4回精密制御反応場国際シンポジウムでは、本領域内の研究者と海外から招へいした研究者が共に研究発表を行い、お互いの研究成果を共有し、意見交換の時間を十分に取り、各研究者が考える「精密制御反応場」に関する将来展望についてディスカッションを行うことで、今後の関連分野の発展につながる国際共同研究に向けた人的交流を促した。また、同シンポジウムに先駆けて協賛したドイツ・シンガポールの研究者との3か国シンポジウムや若手研究者を中心とした日中シンポジウムにおいても、本領域内の公募班員が中心となって、これまでの国際共同研究のさらなる促進と有機合成化学全体の今後の活性化にもつながる議論を密に行った。これらのシンポジウムや研究者招へいでの意見交換に加えて、研究代表者、分担者の研究室においては博士研究員を実際に雇用して研究を実施しており、精密制御反応場の形成や高難度物質変換に関連する国際共同研究を実施するとともに、学術論文発表につながる成果を得た。
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Research Products
(13 results)