2015 Fiscal Year Research-status Report
π-HUB：π造形を支える分子設計のための集約拠点形成活動
International Activities Supporting Group
| Project Area | pi-System Figuration: Control of Electron and Structural Dynamism for Innovative Functions |
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| Project/Area Number |
15K21721
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| Research Institution | Tokyo Institute of Technology |
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Principal Investigator |
福島 孝典 東京工業大学, 資源化学研究所, 教授 (70281970)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
櫻井 英博 大阪大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (00262147)
忍久保 洋 名古屋大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (50281100)
芥川 智行 東北大学, 多元物質科学研究所, 教授 (60271631)
矢貝 史樹 千葉大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (80344969)
関 修平 京都大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (30273709)
竹延 大志 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (70343035)
足立 伸一 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 物質構造科学研究所, 教授 (60260220)
杉本 学 熊本大学, 自然科学研究科, 准教授 (80284735)
斎藤 雅一 埼玉大学, 理工学研究科, 教授 (80291293)
竹内 正之 国立研究開発法人物質・材料研究機構, その他部局等, その他 (70264083)
木口 学 東京工業大学, 理工学研究科, 教授 (70313020)
佐々木 成朗 電気通信大学, 情報理工学(系)研究科, 教授 (40360862)
多田 朋史 東京工業大学, 学内共同利用施設等, 准教授 (40376512)
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| Project Period (FY) |
2015-11-06 – 2019-03-31
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| Keywords | π電子系科学 / 有機化学 / 超分子化学 / 機能材料 / 物性理論 |
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| Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、新学術領域「π造形科学」における国際共同研究の加速化を目的とし、国際共同研究拠点ネットワーク「π-Hub」の形成支援を行う。初年度である平成27年度は、国際共同研究拠点ネットワークの迅速な基盤整備を図った。計9名の計画研究者（A01櫻井・忍久保、A02芥川・福島・矢貝、A03関・竹延・足立・杉本）による国際共同研究活動の支援を開始した結果、海外16カ国（ドイツ、デンマーク、イギリス、フランス、スペイン、ベルギー、スイス、ポーランド、カナダ、オーストラリア、サウジアラビア、インド、シンガポール、中国、台湾、韓国）、24の大学・研究所との共同研究拠点ネットワークが形成され、計25件の国際共同研究が進行中である。これらの支援においては、単に研究試料・データの授受にとどまらず、共同研究の実施を目的とした海外研究者の招聘および領域内研究者の短期留学の計画も複数件進行している。本支援活動開始からのわずかな期間で、学術論文2件（採択決定）および学会発表11件を含む具体的な成果も得られつつある。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
国際共同研究の迅速な基盤整備を図った結果、本研究開始からわずかな期間で海外16カ国、24拠点との共同研究拠点ネットワークを形成することができた。また、これらの共同研究においては、学術論文発表を始めとする具体的な成果もすでに得られてる。以上から、本研究は「おおむね順調に進展している」と判断した。
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| Strategy for Future Research Activity |
平成28年度には、以下の取り組みを通じて、本領域研究における国際共同研究拠点ネットワークの拡大と共同研究のさらなる促進を図る。すでに拠点形成活動を開始している計画研究者9名（A01櫻井・忍久保、A02芥川・福島・矢貝、A03関・竹延・足立・杉本）に加えて、新たに計画研究者5名（A01斎藤、A02竹内、A03木口・佐々木・多田）の支援活動を開始する。平成28年度には、平成27年度からの継続共同研究を含め、海外40拠点以上との共同研究が進行する予定である。また、領域運営会議を通じて、国際共同研究に関する綿密な情報共有を行うとともに、効率的な支援体制の整備と共同研究の加速化を図る。平成28年度末には、本支援活動を通じた本領域の世界的プレゼンス確立を目的とした、北米・ヨーロッパ・アジアのレクチャーシリーズの企画を開始する。その際、米国MRS, E-MRSでのセッション企画など、関連する学会のリソースを最大限に活用する。
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| Causes of Carryover |
各計画研究者が実施する国際共同研究が、当初計画よりも効率的に進行したため。
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| Expenditure Plan for Carryover Budget |
次年度使用額については、今年度に引き続き、国際共同研究の実施に用いる。具体的には、共同研究に用いる試薬および消耗品に加えて、共同実験を実施するための海外研究者の招聘費用および領域内研究者の海外滞在費用として次年度使用額を用いる。
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