2016 Fiscal Year Research-status Report
脳内身体表現の変容機構の理解と制御
International Activities Supporting Group
Project Area | Understanding brain plasticity on body representations to promote their adaptive functions |
Project/Area Number |
15K21754
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
太田 順 東京大学, 人工物工学研究センター, 教授 (50233127)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
内藤 栄一 国立研究開発法人情報通信研究機構, 脳情報通信融合研究センター脳情報通信融合研究室, 研究マネージャー (10283293)
今水 寛 東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 教授 (30395123)
高草木 薫 旭川医科大学, 医学部, 教授 (10206732)
大木 紫 杏林大学, 医学部, 教授 (40223755)
近藤 敏之 東京農工大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (60323820)
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Project Period (FY) |
2015-11-06 – 2019-03-31
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Keywords | 脳内身体表現 / 脳科学 / システム工学 / リハビリテーション医学 |
Outline of Annual Research Achievements |
1.Institut du Cerveau et de la Moelle Epiniere(ICM)の研究者を7 月に2 週間招聘し,fMRI イメージングに関する議論を行った.2. Chalmers University of Technology の研究者を招聘し,幻肢痛治療に関する議論を行った.3. University of South California の研究者を7 月に招聘し,リハビリテーションのモデル化に関する議論を行った.4. Max Planck Institute for Human Development の研究者を7 月に12 日間招聘し,fMRI イメージングに関する議論を行った.5. University of Reading の研究者を5月に2 週間招聘し,BCI ニューロリハビリテーションに関する議論を行った.6. 若手研究者1 名を,Italian Institute Technology に派遣し,姿勢制御に関する国際共同研究を行った.7. 若手研究者6 名を,イタリアのサンタルシア財団研究所等に派遣し,欧州の研究者らと姿勢制御に関するワークショップを行った.8. 11 月に1 週間Georgia Institute of Technology の研究者を招聘し, IEEE MHS2016 の招待講演を担当頂くとともに,ロボットリハビリテーションに関する議論を行った.9. 5 月に開催されたIEEE の国際会議EMBC2016 の国際ワークショップに, ChalmersUniversity of Technology の研究者,University of Southern Calfornia の研究者,Arizona State Universityの研究者3名を招聘し,身体性システムに関する議論を行った.10. Padua 大学の研究者を招聘し,書痙に関する共同研究を行った.11. 若手研究者1 名をUniversity of Montrealに派遣し,姿勢制御に関する共同研究を行った.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
国際活動支援班が目指すものとして,a. 身体性システム領域研究の世界的なプレゼンスを上げること,b. 海外の著名研究者と共同研究して,連名論文を執筆すること,c. 領域内の班間連携を促進すること,の3つを挙げ,領域内で募集をかけ,本年度上記のアクションを起こし,有益な結果を得ることができたため.
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Strategy for Future Research Activity |
先に述べた,a. 身体性システム領域研究の世界的なプレゼンスを上げること,b. 海外の著名研究者と共同研究して,連名論文を執筆すること,c. 領域内の班間連携を促進すること,という方針に沿って,継続して具体的な研究プロジェクトを遂行する予定である.
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Causes of Carryover |
研究の継続的な持続,国際ワークショップの開催等の観点から使用を次年度以降にずらしたほうが,国際活動をより活性化できると考えたため.
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
引き続き,国際ワークショップ開催による海外の著名研究者との交流,海外の著名研究者の来訪,訪問による実際共同研究等を遂行する予定である.
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Research Products
(9 results)