2017 Fiscal Year Research-status Report
脳内身体表現の変容機構の理解と制御
International Activities Supporting Group
Project Area | Understanding brain plasticity on body representations to promote their adaptive functions |
Project/Area Number |
15K21754
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
太田 順 東京大学, 人工物工学研究センター, 教授 (50233127)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
内藤 栄一 国立研究開発法人情報通信研究機構, 脳情報通信融合研究センター脳情報通信融合研究室, 研究マネージャー (10283293)
今水 寛 東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 教授 (30395123)
高草木 薫 旭川医科大学, 医学部, 教授 (10206732)
大木 紫 杏林大学, 医学部, 助教授 (40223755)
近藤 敏之 東京農工大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (60323820)
関 和彦 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター, 神経研究所 モデル動物開発研究部, 部長 (00226630)
中陦 克己 近畿大学, 医学部, 講師 (60270485)
花川 隆 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター, 脳病態統合イメージングセンター, 部長 (30359830)
出江 紳一 東北大学, 医工学研究科, 教授 (80176239)
井澤 淳 筑波大学, システム情報系, 准教授 (20582349)
大脇 大 東北大学, 工学研究科, 助教 (40551908)
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Project Period (FY) |
2015-11-06 – 2019-03-31
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Keywords | 脳内身体表現 / 脳科学 / システム工学 / リハビリテーション医学 |
Outline of Annual Research Achievements |
(1)若手研究者をYuri Ivanenko教授(イタリアサンタルシア財団研究所)のラボに約1ヶ月間派遣し,小脳疾患の筋シナジー解析とモデル化を行った.(2)Padua大学のEnrico Pagello博士を招聘し,人の上肢運動制御機構解析の設計への貢献について議論した.(3)Padua大学の研究員を招聘し,高密度表面筋電位を用いた前腕伸筋の活動の信号源推定手法に関する共同研究を行った.(4)Universite Paris DescartesのMarc A Maier教授を招聘し,適応的な姿勢-歩行制御における多種感覚統合の大脳皮質機序の解明に関する共同研究を推進した.(5)Padua大学のGiulia Cisotto博士を招聘し,書痙に関する共同研究を行った.(6)Chalmers University of TechnologyのMax Ortiz Catalan博士を招聘し,幻肢痛治療に関する議論を行った.(7)若手研究者1名を,Italian Institute Technologyの Pietro G. Morasso教授のラボに派遣し,姿勢制御に関する国際共同研究を行った.(8)University of South California のNicolas Schweighofer博士を招聘し,リハビリテーションのモデル化に関する議論を行った.(9)若手研究者を,University of MontrealのTrevor Drew 教授のラボに派遣し,姿勢制御に関する共同研究を行った.(10)University of ReadingのYoshikatsu Hayashi博士を5月に2週間招聘し,BCIニューロリハビリテーションに関する議論を行った.(11)3つの国際・国内会議に計4名の海外研究者に講演いただき,身体性システム科学についてディスカッションした.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
昨年度から継続して,国際活動支援班が目指すものとして,a. 身体性システム領域研究の世界的なプレゼンスを上げること,b. 海外の著名研究者と共同研究して,連名論文を執筆すること,c. 領域内の班間連携を促進すること,の3つを挙げ,領域内で募集をかけ,本年度上記のアクションを起こし,有益な結果を得ることができているため.
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Strategy for Future Research Activity |
先に述べた,a. 身体性システム領域研究の世界的なプレゼンスを上げること,b. 海外の著名研究者と共同研究して,連名論文を執筆すること,c. 領域内の班間連携を促進すること,という方針に沿って,継続して具体的な研究プロジェクトを遂行する予定である.本年度は最終年度であるため,結果を形にすることを推進する.
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Causes of Carryover |
(理由) 研究の継続的な持続,国際ワークショップの開催等の観点から使用を次年度以降にずらしたほうが,国際活動をより活性化できると考えたため. (使用計画) 引き続き,国際ワークショップ開催による海外の著名研究者との交流,海外の著名研究者の来訪,訪問による実際共同研究等を遂行し,共同研究の推進,身体性システム科学の認知度向上に努める予定である.
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Research Products
(13 results)