2016 Fiscal Year Research-status Report
脳構築における発生時計と場の連携
International Activities Supporting Group
Project Area | Interplay of developmental clock and extracellular environment in brain formation |
Project/Area Number |
16K21729
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
影山 龍一郎 京都大学, ウイルス・再生医科学研究所, 教授 (80224369)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
仲嶋 一範 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 教授 (90280734)
見学 美根子 京都大学, 物質-細胞統合システム拠点, 教授 (10303801)
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Project Period (FY) |
2016-06-30 – 2021-03-31
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Keywords | 神経発生 / 発生時計 / 神経幹細胞 / 細胞外環境 / 大脳構築 |
Outline of Annual Research Achievements |
国際的共同研究の推進を図るため、英語化ホームページを立ち上げ、海外に向けて情報発信を開始した。また、国際共同研究実施のため、若手研究者を米国プリンストン大学のShvartsman教授の研究室に約1ヶ月派遣した。さらに、海外からの著名研究者によるセミナーを6件開催し、情報交換を行った。また、海外の著名研究室からの若手研究者を京都大学および慶應大学に1名ずつ受け入れ(合計2名)、国際共同研究を進めた。また、海外研究協力者が来日して共同研究を行うとともに、領域班会議に参加して情報交換を行った。今年度は、主にこれらの活動に必要な旅費を支援した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
国際共同研究推進のため、すでに若手研究者を米国の著名研究室に約1ヶ月派遣するとともに、海外著名研究室から合計2名の若手研究者を受け入れた。さらに、海外からの著名研究者によるセミナーを6件開催し、情報交換を行った。このように、国際共同研究はおおむね順調に進展している。
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Strategy for Future Research Activity |
国際共同研究推進のため、若手研究者を海外の著名研究室に派遣するとともに、海外著名研究室から若手研究者を受け入れる。また、海外からの著名研究者によるセミナーを随時開催する。さらに、平成29年度に、米国、英国、ドイツ等の著名研究室の若手研究者を招待して、日本側若手研究者とワークショップ形式の国際シンポジウムを開催する。これによって、国際共同研究の推進を図るとともに、情報発信によって我国のプレゼンスを高める。
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Causes of Carryover |
本分野の研究発展が世界的にも著しいため、平成29年度中に、米国、英国、ドイツ等の著名研究室の若手研究者を招待して、日本側若手研究者とワークショップ形式の国際シンポジウムを開催することにした。そのため、平成28年度の予算の一部を次年度に使用することにした。これによって、国際共同研究の推進を図るとともに、情報発信によって我国のプレゼンスを高める。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
米国、英国、ドイツ等の著名研究室の若手研究者を招待して、日本側若手研究者とワークショップ形式の国際シンポジウムを開催する。そのために、平成28年度の予算の一部も開催費用に充てる。これによって、国際共同研究の推進を図るとともに、情報発信によって我国のプレゼンスを高める。
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