2021 Fiscal Year Research-status Report
脳構築における発生時計と場の連携
International Activities Supporting Group
Project Area | Interplay of developmental clock and extracellular environment in brain formation |
Project/Area Number |
16K21729
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
影山 龍一郎 京都大学, ウイルス・再生医科学研究所, 客員教授 (80224369)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
仲嶋 一範 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 教授 (90280734)
見学 美根子 京都大学, 高等研究院, 教授 (10303801)
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Project Period (FY) |
2016-06-30 – 2023-03-31
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Keywords | 神経発生 / 発生時計 / 神経幹細胞 / 細胞外環境 / 大脳構築 |
Outline of Annual Research Achievements |
国際的共同研究の推進を図るため、英語版ホームページを維持し、海外に向けて情報発信を行った。しかし、新型コロナ感染症蔓延のため、国際共同研究や研究会参加のための研究者派遣や招聘は全て中止になった。また、2022年3月14日から17日に京都で開催予定であった国際シンポジウムは、オンラインで実施した。本シンポジウムは京都大学ヒト生物学高等研究拠点との共催で実施し、国外から17名、国内から22名の著名研究者(この内、6名が本領域の計画班員で、4名が公募班員)及び20名の若手研究者(この内、1名が本領域の計画班員で、3名が公募班員、3名が研究参加者)による発表が行われた。連日、国内外から200名以上の参加者があり、非常に活発な質疑応答と交流がなされた。また、時差の関係上、日欧米の研究者が同時に参加することが困難であったため、発表者の了解のもと、講演を全て録画し、参加者が一定期間視聴できるようにした。これによって後からの質疑応答も可能になり、時差の問題がある程度解消できた。さらに、雑誌のエディターにも参加してもらい、情報発信に努めた。このシンポジウムでは、本領域「脳構築の時計と場」の最新成果を国内外に広く発信することができ、今後の新たな共同研究の礎となった。しかし、国際シンポジウムに使用予定であった会場費や招待講演者の旅費は未使用となったので、これらの経費は全て2022年度に繰越すこととなった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
上述のように、新型コロナ感染症蔓延のため、国際共同研究のための研究者派遣や招聘は全て中止になった。そのため、随時、Zoom等を利用したwebによる国際交流を行った。また、2022年3月に京都で開催予定であった国際シンポジウムはオンラインで行った。オンラインでも有意義な研究交流や情報発信ができたが、国際シンポジウムに使用予定であった会場費や招待講演者の旅費は未使用となり、これらの経費は全て2022年度に繰越すこととなった。
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Strategy for Future Research Activity |
2022年3月にオンラインで開催した国際シンポジウムについて、2023年3月に京都において対面式で開催する。また、英語版のwebサイトも維持する。これらを通じて、本領域の成果を積極的に発信する。
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Causes of Carryover |
新型コロナ感染症蔓延のため、国際共同研究のための研究者派遣や招聘は全て中止になった。そのため、随時、Zoom等を利用したwebによる国際交流を行った。また、2022年3月に京都で開催予定であった国際シンポジウムはオンラインで行った。したがって、国際交流で使用予定であった会場費や旅費は全て未使用となった。これらの経費は2022年度に繰越し、2023年3月に京都で開催する対面式の国際シンポジウムに使用する。
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