2020 Fiscal Year Research-status Report
新光合成:光エネルギー変換システムの再最適化
International Activities Supporting Group
Project Area | New Photosynthesis : Reoptimization of the solar energy conversion system |
Project/Area Number |
16K21737
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Research Institution | National Institute for Basic Biology |
Principal Investigator |
皆川 純 基礎生物学研究所, 環境光生物学研究部門, 教授 (80280725)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
高橋 裕一郎 岡山大学, 異分野基礎科学研究所, 教授 (50183447)
鹿内 利治 京都大学, 理学研究科, 教授 (70273852)
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Project Period (FY) |
2016-06-30 – 2022-03-31
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Keywords | 光合成 / 葉緑体 / レドックス / C4 |
Outline of Annual Research Achievements |
国際研究集会の開催に関しては、新学術領域の最終年度にあたり、2020年11月10日-2020年11月13日に国際シンポジウム「International Symposium on Photosynthesis and Chloroplast Regulation」を神戸にて開催予定であったが、新型コロナウィルス感染拡大のため、2021年に延期となった。 オンラインで開催された日本植物学会 第84回大会においては、2020年9月19日に、JPR国際シンポジウム「Regulation of Cyclic electron flow, A to Z」を実施した。高橋拓子博士(埼玉大学)、嶋川銀河博士(CNRS)をオーガナイザーとし、海外からの講演者としてはFelix Buchert博士(ミュンスター大)、Benjamin Bailleul博士 (CNRS)の2名を迎えた。なお、本シンポジウムはオンラインで行われたため、予算執行はなかった。 2020年度に予定していた日本の若手・中堅研究者の海外派遣および海外からの外国人研究者の招聘に関しても、新型コロナウィルス感染拡大のため全て中止もしくは延期した。従って、海外への派遣事業および海外からの招聘事業での予算執行はなかった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
新型コロナウィルス感染拡大により、国際学会のみならず、国内の会議もままならず、予定されていた国際シンポジウムは開催できなかった。 日本の若手・中堅研究者の海外派遣および海外からの外国人研究者の招聘も実施できず、全て中止または延期となった。しかし、研究情報の交換、研究成果の議論などをオンラインにて継続することにより、派遣・招聘が難しい状況においても、可能な限り国際共同研究の進展を図った。
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Strategy for Future Research Activity |
本年度行うことができなかった国際シンポジウムは、2021年11月9日ー2021年11月12日に同じ会場の神戸ファッションマートで開催予定である。すべての招待講演者には、2021年度の参加確認を行なっている。また、新型コロナウィルス感染拡大のため、すべての国際会議が、最低1年から2年先送りになっており、2021年に予定されていた第二回の日米二国間セミナーも最低1年遅らせることになった。 2021年度に延期した日本の若手・中堅研究者の海外派遣および海外からの外国人研究者の招聘事業に関しては、オンラインなどによる情報交換・研究連絡を継続することにより、新型コロナウィルスの感染が治まり次第、いつでも再開できるように準備を整えている。
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Causes of Carryover |
新型コロナウィルス感染拡大のため、2020年度に予定していた国際シンポジウムは実施できず、2021年の11月に同じ会場で開催予定である。 同様に、2020年度に実施できず延期していた若手・中堅研究者の海外派遣および外国人研究者の海外からの招聘事業についても、2021年度に新型コロナウィルスの感染が治まり海外との出入国が可能となった時点で速やかに再開する予定である。 これら国際連携事業の実施のための予算を繰り越し、2021年度に実施していく。
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