2017 Fiscal Year Research-status Report
人工知能と脳科学の融合研究の国際ネットワーク形成
International Activities Supporting Group
Project Area | Correspondence and Fusion of Artificial Intelligence and Brain Science |
Project/Area Number |
16K21738
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Research Institution | Okinawa Institute of Science and Technology Graduate University |
Principal Investigator |
銅谷 賢治 沖縄科学技術大学院大学, 神経計算ユニット, 教授 (80188846)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
坂上 雅道 玉川大学, 付置研究所, 教授 (10225782)
中原 裕之 国立研究開発法人理化学研究所, その他, 研究員 (10312282)
谷口 忠大 立命館大学, 情報理工学部, 教授 (80512251)
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Project Period (FY) |
2016-06-30 – 2021-03-31
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Keywords | 人工知能 / 脳科学 |
Outline of Annual Research Achievements |
1)国際拠点との合同ワークショップ:5月にロンドンのGatsby Computational Neuroscience Unitとの合同ワークショップを、理研AIPの杉山将所長、Preferred Networksの岡野原大輔副社長、Google DeepMindのShakir Mohammed, Shane Legg博士ら日英を代表するAI研究者らの参加を得て開催した。また、MIT Center for Brain, Minds & Machines との協議を行い、2018年10月にOISTで開催の日本神経回路学会にTomaso Poggio博士を基調講演に招聘し、連携を加速させることとした。1月には韓国のAI Flagship Projectとの合同ワークショップを開催し、さらに2019年韓国で開催されるIBRO Congressでは合同シンポジウムを提案することとした。 2)先進的研究グループとの若手研究者の派遣・招聘:新たな国際共同研究に向け、OIST学生をドイツDarmstadt大に派遣するなどの活動を行った。 3)国際会議、出版、インターネットによる情報発信:ウェブサイト(http://www.brain-ai.jp)にて、5月の”AI and Neuroscience” 合同ワークショップなどの情報発信を行った。7月の神経科学大会では「人工知能と脳科学」シンポジウムを企画し、DeepMindのMatthew Botvinick博士、EUのHuman Brain ProjectのKarlheinz Meier教授、IBM Watson LabのJames Kozloski博士ら、先端的な融合領域の研究者の招聘し議論を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
Gatsby Computational Neuroscience Unit、韓国のAI Flagship Projectとの合同ワークショップなど、人工知能と脳科学の融合をめざす国際的なネットワーキングを進めることができた。
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Strategy for Future Research Activity |
各拠点との合同ワークショップを継続するとともに、IJCAIでのワークショップの開催や、COSYNEなど国際学会でのプレナリー講演など、インパクトのある情報発信を進める。
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Causes of Carryover |
<理由>国際拠点からの招聘、合同ワークショップ開催の一部に関して、先方との時期の調整の結果次年度実施とするのが適切と判断した。 <使用計画>国際拠点からの招聘、合同ワークショップ開催に使用する。
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