2020 Fiscal Year Research-status Report
人工知能と脳科学の融合研究の国際ネットワーク形成
International Activities Supporting Group
Project Area | Correspondence and Fusion of Artificial Intelligence and Brain Science |
Project/Area Number |
16K21738
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Research Institution | Okinawa Institute of Science and Technology Graduate University |
Principal Investigator |
銅谷 賢治 沖縄科学技術大学院大学, 神経計算ユニット, 教授 (80188846)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
坂上 雅道 玉川大学, 脳科学研究所, 教授 (10225782)
中原 裕之 国立研究開発法人理化学研究所, 脳神経科学研究センター, チームリーダー (10312282)
谷口 忠大 立命館大学, 情報理工学部, 教授 (80512251)
松尾 豊 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (30358014)
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Project Period (FY) |
2016-06-30 – 2022-03-31
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Keywords | 人工知能 / 脳科学 |
Outline of Annual Research Achievements |
1) 国際拠点との合同ワークショップ:International Symposium on Artificial Intelligence and Brain Scienceを、2020年10月10-12日、コロナ禍のためオンラインで開催した。MITのJosh Tenenbaum教授、UCLのKarl Friston教授をコオーガナイザーとし、Turing賞を受賞したYann LeCun博士、AlphaGoの開発者David Silver博士ら国内外、領域内の研究者26名を講師として迎え、1807名の参加登録のもと、ビデオ発表とライブ討論を行った。 2)先進的研究グループとの若手研究者の派遣・招聘:コロナ禍のため学生、研究者の海外相互派遣は実施できなかった。 3)国際会議、出版、インターネットによる情報発信:ウェブサイトに国際シンポジウムの特設ページ(http://www.brain-ai.jp/symposium2020/)を設け、宣伝に活用するとともに、開催後には講師の許可を得た発表ビデオが聴講できるようにした。国際シンポジウムでの議論をもとに、Neural Networks誌の特集号Artificial Intelligence and Brain Scienceを、Doya, Friston, Sugiyama, Tenenbaumをゲストエディターとして企画し、64件の投稿を受け査読編集作業を進めている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
コロナ禍により海外との往来は不可能になったものに、国際シンポジウムはオンライン化により当初の目標の500名を上回る参加を得ることができた。また、海外出張はできなくなったが、多数のオンライン会議で領域の成果を世界に発信することができた。
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Strategy for Future Research Activity |
Neural Networks誌の特集号Artificial Intelligence and Brain Scienceの査読編集作業を継続し、2022年夏までの出版をめざす。 コロナ禍による渡航制限が緩和されるにともない、中止していた研究者の派遣・招聘を繰越予算により実施する。
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Causes of Carryover |
<理由> コロナ禍により国際シンポジウムがオンライン開催となったため、会場費、招聘旅費が不要になり、研究者の派遣・招聘も中止した。 <使用計画> 国際シンポジウムをもとにしたNeural Networks誌の特集号に、領域メンバーが主導して投稿したperspective papersをopen accessとするための費用、また再開する研究者の派遣・招聘旅費として活用する。
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Research Products
(10 results)