2016 Fiscal Year Annual Research Report
Integrative studies of neural mechanisms and advanced information technologies for p erception of material and surface qualities
Project Area | Understanding human recognition of material properties for innovation in SHITSUKAN science and technology |
Project/Area Number |
15H05914
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Research Institution | NTT Communication Science Laboratories |
Principal Investigator |
西田 眞也 日本電信電話株式会社NTTコミュニケーション科学基礎研究所, 人間情報研究部, 主幹研究員 (20396162)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
岩井 大輔 大阪大学, 基礎工学研究科, 准教授 (90504837)
日浦 慎作 広島市立大学, 情報科学研究科, 教授 (40314405)
中内 茂樹 豊橋技術科学大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (00252320)
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Project Period (FY) |
2015-06-29 – 2020-03-31
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Keywords | 質感 / 情報工学 / 認知科学 / 神経科学 / 感性情報学 |
Outline of Annual Research Achievements |
2016年6月21日-23日に宮崎シーガイアコンベンションセンタにて第2回班会議を開催した。また、2017年3月6日-8日に東京秋葉原UDXにて第3回班会議を開催した。いずれの班会議においても、計画班・公募班を合わせた約150名の班員が参加し、口頭発表およびポスター発表の形で、熱心な議論が行われた。 神経科学会の質感関連シンポジウムを企画し、J. McDermott(MIT)を海外から招聘した。また、脳と心のメカニズム第17回冬のワークショップの主催団体の一つとして、S. Bensmaia (Chicago U)、D. Yamins (Standord U) を特別講演者として招聘した。班員間の交流を促進するため、プロジェクションマッピング、触覚、柔らかい質感に関するSIG (Special Interest Group)ミーティングを開催した。さらに、これらのイベントの模様はインターネットを通じて班員全体に公開した。また、多元質感知の後援で、「質感のつどい」の第二回公開フォーラムを2016年11月30日に千葉大学で開催し、領域を超えた質感研究コミュニティの熟成を図った。 班会議の最終日に総括班会議を行い、それ以外の時期は、ほぼ1ヵ月に一回のペースでインターネット会議システムを利用した総括班連絡会議を行うことで、総括班内の密接な連絡体制を確立した。共有資産として広島市立大学に導入したマルチマテリアルの3Dプリンタは、多くの班から出た利用希望に迅速に対応して、順調の領域の研究推進に貢献している。豊橋技術科学大学にあるモバイルラボの管理体制も維持している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
組織の枠組みが固まり、順調に機能している。
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Strategy for Future Research Activity |
班会議・SIGミーティング・Webセミナーの活用、3Dプリンタなどの共有資産の共同利用の促進、公募班を含めた異分野間交流の促進 、国際支援基金の活用、などを通じて、質感研究の新たな流れを作っていく。
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Research Products
(3 results)