2018 Fiscal Year Annual Research Report
Project Area | Creation of Complex Functional Molecules by Rational Redesign of Biosynthetic Machineries |
Project/Area Number |
16H06442
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
阿部 郁朗 東京大学, 大学院薬学系研究科(薬学部), 教授 (40305496)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
菅 裕明 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (00361668)
濱野 吉十 福井県立大学, 生物資源学部, 教授 (50372834)
南 篤志 北海道大学, 理学研究院, 准教授 (40507191)
池田 治生 北里大学, 感染制御科学府, 教授 (90159632)
脇本 敏幸 北海道大学, 薬学研究院, 教授 (70363900)
渡辺 賢二 静岡県立大学, 薬学部, 教授 (50360938)
梅野 太輔 千葉大学, 大学院工学研究院, 准教授 (00400812)
江口 正 東京工業大学, 理学院, 教授 (60201365)
大利 徹 北海道大学, 工学研究院, 教授 (70264679)
葛山 智久 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (30280952)
山崎 真巳 千葉大学, 大学院薬学研究院, 准教授 (70222370)
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Project Period (FY) |
2016-06-30 – 2021-03-31
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Keywords | 生合成リデザイン / 合成生物学 / 生合成工学 / 天然物化学 / 生物分子科学 |
Outline of Annual Research Achievements |
本領域では、生合成の「設計図を読み解く」から、「新しい設計図を書く」方向に飛躍的な展開を図る。天然物構造多様性の遺伝子・酵素・反応の視点からの精密解析に基づき、新たに生合成工学や合成生物学の世界最先端の技術基盤を確立することで、生合成システムの合理的再構築による複雑骨格機能分子の革新的創成科学を新たな学術領域として強力に推進する。生合成リデザインの達成に向けて3つのグループを計画班に設けた。総勢12名が計画研究代表者として参画する。限られた数の班員で、他分野との連携を強化する目的で、各計画研究には、結晶構造解析、進化分子工学などの異分野の研究者が、多数、連携研究者として含まれている。総括班では円滑な情報共有と連携の強化を進める。 領域開始の3年目(平成30年度)は総括班に加え、公募班が研究に従事した。領域代表者のリーダーシップにより、領域の意義がより明確になるように、各班の計画的共同研究の推進と異分野の融合に配慮した。年2回の公開シンポジウムを含む研究集会を開催し、領域の方針や計画を確認した。班員の相互の密接な情報交換、解析データの共有および共同研究の推進を図る。異分野研究者のコミュニケーションの円滑化、国内外の当該研究分野との連携を図り、本研究領域を適切な方向へ進展させた。広報担当(濱野吉十、南篤志、脇本敏幸、梅野大輔)、を中心に本学術領域ホームページを運営した。逐次研究成果を公表した。また、若手育成担当(葛山智久、山崎真巳)を中心に、若手シンポジウムなどを企画し、当該分野の若手研究者が成果報告や意見交換を行い、切磋琢磨する場を設けた。さらにシンポジウムの告知や報告、研究成果を掲載したニュースレターを定期的に発行し、関係各所に送付した。 中間評価でA判定を受けた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
領域開始の3年目は総括班に加えて、公募班31名が研究に従事した。領域代表者のリーダーシップにより、ほぼ計画通り進捗し、研究成果も着実に実りつつあ。中間評価でA判定を受けた。
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Strategy for Future Research Activity |
引き続き、領域代表者のリーダーシップにより、領域の意義がより明確になるように、各班の計画的共同研究の推進と異分野の融合に配慮する。年2回の公開シンポジウムを含む研究集会を開催し、今後の領域の方針や計画を確認する。班員の相互の密接な情報交換、解析データの共有および共同研究の推進を図る。異分野研究者のコミュニケーションの円滑化、国内外の当該研究分野との連携を図り、本研究領域を適切な方向へ進展させる。若手シンポジウムなどを企画し、当該分野の若手研究者が成果報告や意見交換を行い、切磋琢磨する場を設ける。さらにシンポジウムの告知や報告、研究成果を掲載したニュースレターを定期的に発行し、関係各所に送付する。
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Research Products
(1 results)