2019 Fiscal Year Annual Research Report
植物新種誕生の原理 -生殖過程の鍵と鍵穴の分子実態解明を通じて-
| Project Area | Determining the principles of the birth of new plant species: molecular elucidation of the lock-and-key systems in sexual reproduction |
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| Project/Area Number |
16H06464
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| Research Institution | Nagoya University |
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Principal Investigator |
東山 哲也 名古屋大学, 理学研究科(WPI), 教授 (00313205)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
瀬々 潤 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 情報・人間工学領域, 招聘研究員 (40361539)
辻 寛之 横浜市立大学, 木原生物学研究所, 准教授 (40437512)
木下 哲 横浜市立大学, 木原生物学研究所, 教授 (60342630)
高山 誠司 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (70273836)
上口 美弥子 (田中美弥子) 名古屋大学, 生物機能開発利用研究センター, 教授 (70377795)
渡辺 正夫 東北大学, 生命科学研究科, 教授 (90240522)
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| Project Period (FY) |
2016-06-30 – 2021-03-31
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| Keywords | 新種誕生 / 生殖の鍵と鍵穴 / 異種ゲノム / 異分野融合 / 国際的ビジビリティー |
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| Outline of Annual Research Achievements |
(1)総括班会議の開催 2019年5月9日に名古屋大学において総括班会議を開催した。(2)班会議の開催 本領域の班会議を、2019年5月9日～10日の2日間にわたり、名古屋大学にて開催した。領域内のネットワーク構築、共同研究・異分野融合研究の推進をキーワードに、計画研究7班および公募研究21班の代表者が研究計画と共同研究の可能性について発表した。(3)若手の会の開催 2019年10月27日から29日の2泊3日の日程で神奈川県・レクトーレ湯河原にて若手の会を開催した。これまで個別に開催していた「異分野融合研究ミーティング」と「若手の会」とを融合したジョイントミーティングとして企画し、領域の持つ4つのコアテクノロジーに関する最新の話題を提供するとともに、若手の共同研究、異分野融合研究の促進を図った。学生・ポスドクからの積極的な質問も多く、若手の強いネットワークが生まれた。(4)アウトリーチ活動ならびにホームページによる領域活動の発信 計画研究および公募研究代表者による一般向け講演会や学会の市民公開講演会、小中高への出前授業、テレビ出演などの多数のアウトリーチ活動を行うとともに、研究成果を国内外研究者および一般社会へリアルタイムで伝える情報発信型のホームページ運営を行った。(5)ワークショップ、シンポジウムの開催 各種学会でのワークショップやシンポジウムの主催・共催を通し、本領域のアピールならびに植物生殖分野におけるプレゼンス向上を図った。(6)超浸透性核染色蛍光色素Kakshineの配布 領域の研究推進に大きく貢献することが期待できるため、総括班を通して本蛍光色素の大規模合成と領域内への展開を行った。(7)NGS解析支援 領域内共同研究の促進ならびに技術支援を目的としてNGS解析支援を行った。領域内全研究班を対象に支援希望を募り、昨年度を上回る計10グループへの支援を行った。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
1: Research has progressed more than it was originally planned.
Reason
前年に学生企画で行った若手の会の効果により、若手の会に領域内の若手研究者を中心に約110名の参加者があり、学生・ポスドクが自分たちで評価を行う発表賞を設けるなど主体的な運営が見られた。本領域の強みである若手の盛り上がりが、さらに強化された。また、Kakshineの配布や、NGS支援など、研究面での領域が一丸となっての取り組みと支援が進展した。
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| Strategy for Future Research Activity |
領域で培った異分野融合研究を主軸とした領域内共同研究やネットワークをいかし、最終年度により多くの成果を集大成として発表できるよう、引き続き計画に沿って取り組みを継続する。
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[Journal Article] Two Y-chromosome-encoded genes determine sex in kiwifruit2019
Author(s)
Akagi Takashi、Pilkington Sarah M.、Varkonyi-Gasic Erika、Henry Isabelle M.、Sugano Shigeo S.、Sonoda Minori、Firl Alana、McNeilage Mark A.、Douglas Mikaela J.、Wang Tianchi、Rebstock Ria、Voogd Charlotte、Datson Paul、Allan Andrew C.、Beppu Kenji、Kataoka Ikuo、Tao Ryutaro
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Journal Title
Nature Plants
Volume: 5
Pages: 801～809
DOI
Peer Reviewed / Int'l Joint Research
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