2016 Fiscal Year Annual Research Report
Promotion of Integrated Research in Artificial Intelligence and Brain Science
Project Area | Correspondence and Fusion of Artificial Intelligence and Brain Science |
Project/Area Number |
16H06561
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Research Institution | Okinawa Institute of Science and Technology Graduate University |
Principal Investigator |
銅谷 賢治 沖縄科学技術大学院大学, 神経計算ユニット, 教授 (80188846)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
坂上 雅道 玉川大学, 付置研究所, 教授 (10225782)
中原 裕之 国立研究開発法人理化学研究所, 脳科学総合研究センター, チームリーダー (10312282)
谷口 忠大 立命館大学, 情報理工学部, 准教授 (80512251)
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Project Period (FY) |
2016-06-30 – 2021-03-31
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Keywords | 人工知能 / 脳科学 |
Outline of Annual Research Achievements |
1)企画実行委員会:「人工知能と脳科学」+ポスト京「脳と人工知能」合同ワークショップをH28年8月11-12日に湘南国際村センターにて開催し、理研AIPの杉山将所長、全脳アーキテクチャイニシアティブの山川宏代表をゲストとして今後の人工知能と脳科学の目指すべき方向について討論を行うとともに、プロジェクト内、プロジェクト間での有機的な連携による研究展開のための議論を深めた。「人工知能と脳科学」キックオフシンポジウム+公募説明会をH28年9月13日に東京大学で開催し、大学のみならず産業界からも多くの参加者を迎え、領域のめざす融合研究について説明と議論を行なった。第1回領域会議をH28年12月21日に学術総合センターで開催し、各計画研究の立ち上げ状況を確認するとともに、課題間での連携について議論を深めた。総括班会議を9月と12月に開催し、各委員会の活動計画についての議論を行なった。 2)育成支援委員会:H29年度に開催予定の「人工知能と脳科学の対象と融合」若手サマースクールの計画を策定した。また、人工知能と脳科学系のラボの間での若手研究者の派遣の支援を開始した。またH29年5月実施予定のISSAサマースクールの共催団体として企画と参加募集を行なった。 3)広報連携委員会:webサイト(www.brain-ai.jp)を立ち上げ、領域のねらいと活動予定、公募研究のための情報を掲載した。ニュースレター第1号を発行し、各計画研究の概要とともに、リレー対談という形で領域の研究者とその研究う紹介を開始した。アウトリーチ活動として、脳と心のメカニズム第17回冬のワークショップの主催団体として企画運営を行い、ASCONE2016、第2回全脳アーキテクチャハッカソン等を共催した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
早期に仮のWebサイトを立ち上げ、幅広い分野のメーリングリストで宣伝し、「人工知能と脳科学」キックオフシンポジウム+公募説明会を開催したことなどにより、公募研究には多くの応募があり、今後の領域の活性化が強く期待できる。 育成支援委員会のサマースクール開催は、計画に時間が要することもあり、H29年度に実施することとした。
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Strategy for Future Research Activity |
1)企画実行委員会:領域会議および総括班会議を5月、12月に開催し公募研究を含め領域内の連携研究をさらに進める。7月の神経科学大会、9月の神経回路学会でそれぞれ「人工知能と脳科学」のシンポジウムを企画し、国内外の研究者間での議論と連携を深める。 2)育成支援委員会:ISSAサマースクール、「人工知能と脳科学」若手サマースクールの準備実行を行う進。人工知能系と脳科学系のラボ間での若手研究者の派遣を公募研究も含め本格的に実施し、両分野をつなぐ人材の育成をはかる。 3)広報連携委員会:5月にロンドンで開催する「人工知能と神経科学」国際合同ワークショップでの議論の内容をwebサイトやSNSなどで幅広く発信する。ニュースレターを年間2回発行し領域の研究成果を発信するとともに、その他のアウトリーチ活動と合わせ人工知能と脳科学の融合に多くの国民、企業の関心を喚起する。
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Research Products
(4 results)