2021 Fiscal Year Annual Research Report
Soft Crystals: Science and Photofunctions of Easy-Responsive Systems with Flexibility and Higher-Ordering
Project Area | Soft Crystals: Science and Photofunctions of Easy-Responsive Systems with Felxibility and Higher-Ordering |
Project/Area Number |
17H06366
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Research Institution | Kwansei Gakuin University |
Principal Investigator |
加藤 昌子 関西学院大学, 生命環境学部, 教授 (80214401)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
石井 和之 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (20282022)
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Project Period (FY) |
2017-06-30 – 2022-03-31
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Keywords | ソフトクリスタル / 結晶相転移 / 発光 / 刺激応答性 / 秩序構造 / 光機能 |
Outline of Annual Research Achievements |
本領域では、結晶の持つ高秩序構造を維持しながら外部刺激によって構造が劇的に変化して光機能などの特異な性質を示す物質群「ソフトクリスタル」の学理解明と新機能開拓をめざして研究を推進した。本課題の目的は、総括班として領域の実施計画に関する情報を各研究班に提供し、研究計画・進捗状況・成果に関わる情報を集約することで、国際活動を含む領域全体の計画が適切に実施できるよう支援しつつ、領域研究の推進に貢献することである。 令和3年度においてもコロナ禍の影響による計画の変更を余儀なくされたが、その中でも様々な工夫をすることによりシンポジウム等を開催し、領域研究の効果的な推進に努めた。令和3年度は、公開シンポジウム2回、領域全体会議2回、共同研究推進会議1回、国際会議1回を開催した。いずれもハイブリッド形式で行い、対面会議で密なディスカッションを行うとともに、現地参加が困難な研究者も情報交換ができるように工夫した。また、2回実施した公開シンポジウムでは、広く一般の視聴者が参加できるように、会議をSNSでライブ放映した。その結果、学生や一般視聴者など8000名を超えるアクセス数を記録し、効果的な広報活動に結びついた。また、1年延期となっていた国際会議もハイブリッド形式で開催し、現地会場(ハワイ)の参加者12名による議論の深掘りと、オンライン参加者(135名)による活発な議論が展開された。 領域全体の論文発表数も順調に増大し、総括班としてソフトクリスタルに関するレビュー論文の特集号を企画し、令和4年1月にJournal of Photochemistry and Photobiology C: Review誌に特集号を刊行した。 さらに、コロナ禍でも領域の研究成果を広く知っていただける手段として、広報ビデオ(日本語・英語版)を作製した。また、ニュースレター(冊子及びWEB版)を3回発行した。
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Research Progress Status |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(2 results)