2020 Fiscal Year Annual Research Report
Discrete Geometric Analysis for materials design
Project Area | Discrete Geometric Analysis for Materials Design |
Project/Area Number |
17H06460
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
小谷 元子 東北大学, 材料科学高等研究所, 教授 (50230024)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大西 立顕 立教大学, 人工知能科学研究科, 教授 (10376387)
内藤 久資 名古屋大学, 多元数理科学研究科, 准教授 (40211411)
高見 誠一 名古屋大学, 工学研究科, 教授 (40311550)
一木 輝久 名古屋大学, 未来社会創造機構, 特任准教授 (40711156)
古田 幹雄 東京大学, 大学院数理科学研究科, 教授 (50181459)
青柳 岳司 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 材料・化学領域, 総括研究主幹 (50786241)
下川 航也 埼玉大学, 理工学研究科, 教授 (60312633)
橋本 幸士 大阪大学, 理学研究科, 教授 (80345074)
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Project Period (FY) |
2017-06-30 – 2022-03-31
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Keywords | 離散幾何学 / トポロジー / 材料設計 / 階層ネットワーク |
Outline of Annual Research Achievements |
後期の公募研究を23件採択し、新たな手法や発想の導入や幅広い応用課題の開拓を試みた。引き続き、計画研究との相互作用を深め、新たな展開につなぐことに重点を置くとともに、オンラインでの領域会議・交流会を行い、領域の成熟を図った。 日本物理学会第76回年次大会において、共催シンポジウム「次世代物質探索のための離散幾何学」を開催するなど、分野を超えた学会において本領域のセッションを開催し、学術会に対するアウトリーチを行った。領域セッション開催によるアウトリーチを令和2年12月に企画していたが、新型コロナウィルスの影響により延期となり、令和3年9月に"International Conference on Discrete Geometric Analysis for Materials Design"を開催した。 班会議、サーベイレクチャー、セミナーの企画や開催を引き続き支援し、チームを超えた相互作用を深めた。国際共同研究を推進するためのジョイント・ワークショップを令和2年10月に開催する予定であったが延期となり、令和3年度に"The Geometry & Topology Behind Fabrics at Multiple Scales"を開催した。国際研究集会はオンライン開催ではあったが、たくさんの研究者が参加し、活発な質疑応答があり当初の目的を達成した。 インターフェースの若手研究者が積極的に各担当班における融合を促進するために企画等を行うとともに、自身の連携研究や発表を活発に行った。これを通じて研究者としての広い視野や分野を超えたコミュニケーション能力を高めた。領域終了までに次のキャリアにステップアップできた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
コロナ感染症の影響で延期し繰り越していた以下の取り組みについて以下のように実施した。 領域セッション開催によるアウトリーチ活動を令和2年12月に企画していたが令和3年9月に延期しオンラインで行った。国際共同研究を推進するためのジョイント・ワークショップを令和2年10月に開催する予定であったが、新型コロナウィルスの影響を考え、令和3年度に延期しオンラインで開催した。 オンラインであったが、そのために海外からの研究者に多数参加してもらうことができた。国際研究集会では活発な議論がなされ当初の目的を達成した。
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Strategy for Future Research Activity |
領域の研究、異分野融合や若手研究者の活躍に関しては順調に進んでおり、これを継続し、領域形成とその情報発信を引き続き行う。これまでの成果を今後につなぐために、領域としてのデータベースやアーカイブを充実したり、論説・モノグラフ執筆などを積極的に行う。 コロナ感染症の影響で延期した活動に関しては、オンラインなどのデジタル・ツールの活用により、概ね当初の目的を達成した。これまでに培ったネットワークを今後より活動し領域の成長へとつなげる。
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Remarks |
【News letter 離散幾何と材料】Vol.06, Vol.07 発行 【受賞】 (インターフェース) Andreas Dechant:Journal of Physics A(Mathematical and Theoretical)よりBest Paper Prize 2020 【受賞】(A01-1) 窪田陽介, (インターフェース) 櫻井陽平:2020年度日本数学会賞建部賢弘奨励賞
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Research Products
(42 results)