2018 Fiscal Year Annual Research Report
Principles of pluripotent stem cells underlying plant vitality
Project Area | Principles of pluripotent stem cells underlying plant vitality |
Project/Area Number |
17H06470
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Research Institution | Nara Institute of Science and Technology |
Principal Investigator |
梅田 正明 奈良先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 教授 (80221810)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山口 信次郎 東北大学, 生命科学研究科, 教授 (10332298)
豊岡 公徳 国立研究開発法人理化学研究所, 環境資源科学研究センター, 上級技師 (10360596)
榊原 均 名古屋大学, 生命農学研究科, 教授 (20242852)
五島 剛太 名古屋大学, 理学研究科, 教授 (20447840)
林 誠 国立研究開発法人理化学研究所, 環境資源科学研究センター, チームリーダー (30291933)
蓑田 亜希子 国立研究開発法人理化学研究所, 生命医科学研究センター, ユニットリーダー (40721569)
鳥居 啓子 名古屋大学, トランスフォーマティブ生命分子研究所, 客員教授 (60506103)
佐竹 暁子 九州大学, 理学研究院, 教授 (70506237)
経塚 淳子 東北大学, 生命科学研究科, 教授 (90273838)
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Project Period (FY) |
2017-06-30 – 2022-03-31
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Keywords | 幹細胞 / 多能性 / 植物 |
Outline of Annual Research Achievements |
領域研究を効率よく推進するためには、メンバーが研究進捗や実験技術情報を密に交換することが重要である。また、異分野の研究者がアイデアを共有し、新たな共同研究を提案できる環境を整えることも重要である。そこで、8名の計画研究代表者および2名の計画研究分担者から成る総括班が、領域内の有機的な連携を図る。 平成30年5月に第2回領域会議を開催し、新たに加わった公募班メンバーとともに、領域研究の方向性と運営方針の確認を行った。また公募班の研究内容について議論を行い、様々な共同研究の可能性について検討した。8月にはPSAC技術講習会を開催し、2日間にわたって蛍光イメージング技術を中心とした講義と実習を行った。学生・ポスドク・教員など13名が参加し、充実した講習会となった。10月には第2回若手の会を開催し、総勢78名の学部生・大学院生・研究員・若手教員が参加し、自己紹介も含めた研究発表を行った。活発な議論が行われ、大変有意義な若手研究者の交流の機会となった。11月には第4回幹細胞研究会を開催し、動植物の垣根を越えて幹細胞システムの理解を深めた。80名近くの参加者に恵まれ、最後まで活発な議論が交わされた。令和元年3月には第3回領域会議を開催し、各メンバーが今年度の研究成果について発表し、時間をかけて意見交換を行った。次年度に向けての共同研究についても検討した。総括班会議は2回の領域会議の際に同時開催し、領域内で共有する作業仮説や様々な領域活動について検討するとともに、評価委員の先生方から様々なご意見を頂いた。 今年度は、領域代表が計画・公募班員の研究室を訪問するサイトビジットを実施し、各班の研究内容に関してさらに突っ込んだ議論を行った。また、他班との積極的な共同研究を促し、領域内連携の強化に向けて領域代表を中心とした指導を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
領域運営はすべて順調に行われた。対外的な発信も問題ない。領域代表のサイトビジットを通じてさらに共同研究が活性化され、公募班も含めた領域内連携が強化された。動物分野との連携も順調に進んでいる。
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Strategy for Future Research Activity |
3年度目は中間評価があるので、それに向けた準備を行うとともに、領域全体で取り組む作業仮説の検証に向けた体制を整える。また、1回目の国際シンポジウムを開催し、国際的な連携をさらに深化させ、本領域の成果を国内外に発信するための土壌を形成する。PSACでは様々な1細胞解析機器を比較検討し、材料や目的に合った機器や手法を選んで技術支援できる体制を構築する。
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