2006 Fiscal Year Annual Research Report
Project Area | Creation of non-equilibrium soft matter physics: Structure and dynamics of mesoscopic systems |
Project/Area Number |
18068013
|
Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
太田 隆夫 京都大学, 大学院理学研究科, 教授 (50127990)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
渡辺 宏 京都大学, 化学研究所, 教授 (90167164)
今井 正幸 お茶の水女子大学, 理学部, 教授 (60251485)
佐野 雅己 東京大学, 大学院理学系研究科, 教授 (40150263)
川勝 年洋 東北大学, 大学院理学研究科, 教授 (20214596)
加藤 直 首都大学東京, 都市教養学部, 教授 (30142003)
|
Keywords | 非平衡系 / ソフトマター / メソスケール / 制御 / ダイナミクス |
Research Abstract |
本特定領域研究における総括班は、領域代表者1名、各研究項目の班総括担当4名、領域の研究方針の策定者1名に加えて、研究協力者として事務担当1名、領域代表補佐の1名、および随時参加してもらう4名の評価者を加えた合計12名で構成されている。評価者の豊富な経験に基づく高度な専門性や広い視野から、全体計画ならびに16テーマの計画研究、ならびに約20件の公募研究に対する個別の助言をもらい、それを参考にしながら研究方針の策定を行って、領域全体の調和と個別テーマの推進を図っている。 今年度は研究が滞りなく開始され、研究の連携をはかるため、以下の企画を行い実行した。 2006年9月9日 京都大学基礎物理学研究所において、研究代表者・分担者を招集して事務連絡会を行い、研究目的、内容の再確認を行った。 2006年12月21-23日 第1回領域研究会を3日間泊まり込みで開催した。計画中、あるいは、すでに実行中の研究連携や共同研究を明確にし、また、計画班メンバー全員の研究内容を討議した。総参加者数は約70名であった。なお、関連する分野で世界をリードする研究を行っている3名の方に招待講演をお願いし、広い視野から非平衡ソフトマターを討議した。 2007年3月15-16日 第1回公開シンポジウムを開催した。初日は計画班のメンバー4名がソフトマター研究の現状と将来について、その意義を強調しながら、講演と討論を行った。2日目は若手研究者8名による個々の対象での重要性を強調した講演を行った。また、ポスター発表(約60件)もあった。
|