2009 Fiscal Year Annual Research Report
Project Area | Creation of non-equilibrium soft matter physics: Structure and dynamics of mesoscopic systems |
Project/Area Number |
18068013
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
太田 隆夫 Kyoto University, 大学院・理学研究科, 教授 (50127990)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
渡辺 宏 京都大学, 化学研究所, 教授 (90167164)
今井 正幸 お茶の水女子大学, 理学部, 教授 (60251485)
佐野 雅巳 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (40150263)
川勝 年洋 東北大学, 大学院・理学研究科, 教授 (20214596)
加藤 直 首都大学東京, 都市教養学部, 教授 (30142003)
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Keywords | 非平衡 / ソフトマター / メソスケール / 制御 / ダイナミクス |
Research Abstract |
平成21年度には、領域全体の運営を統括するために、第13回~16回の総括班会議を行った。また、研究項目内での情報交換と研究連携の強化のために、班総括担当者のリーダーシップのもとで班会議が開催され、学術的な討議と情報交換を行った(A03班会議:平成22年3月12、13日、京都大学およびA02班・A04班合同班会議:平成22年3月26、27日、お茶の水女子大学)。計画研究と新しい公募研究を含めた領域全体での研究情報の交換を促進し、共同研究や研究連携の推進を目的として、第4回領域研究会を平成21年7月1~3日に北海道大学において開催した。また、本特定領域研究で進められている最新の話題を広く対外的に提供するために、第3回公開シンポジウムを平成21年11月20、21日に京都大学で開催した。この公開シンポジウムでは10件の口頭発表と92件のポスター発表が行われ、活発な議論を通じての研究情報の交換が行われた。また、非平衡ソフトマターに関わる重要な研究テーマとして、"Workshop on active matter-Physics of biokinetics-"(平成21年7月24、25日、東京)およびInternational workshop on dynamic cross-effect in softly condensed matter"(平成21年11月4、5日、東京)という2つのワークショップを開催した。後者では海外から5名の著名な研究者が来日し、この分野の最新の研究発表が行われた。さらに、総括班の主催により、第3回ソフトマター物理若手研究会を平成21年9月2~4日に筑波大学で開催し、助教、博士研究員、大学院生らの研究活動の活性化や人材育成に努めた。また、平成21年度にはホームページ上で6回のニュースレターを発行し、これらの活動報告や研究紹介を行った。
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Research Products
(5 results)