2022 Fiscal Year Annual Research Report
Project Area | Clustering as a window on the hierarchical structure of quantum systems |
Project/Area Number |
18H05400
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Research Institution | Tokyo Institute of Technology |
Principal Investigator |
中村 隆司 東京工業大学, 理学院, 教授 (50272456)
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Project Period (FY) |
2018-06-29 – 2023-03-31
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Keywords | 実験核物理 / 理論核物理 / ハドロン物理 / 原子物理 / 分子科学 |
Outline of Annual Research Achievements |
本領域は、我が国が世界をリードするハドロン物理、原子核物理、原子物理、分子科学分野の研究者の力を結集し、階層間の壁を超えた連携研究を推進するものである。異なる物質の階層間に出現する多彩なクラスター現象を通じ、階層をつなぎ、階層間の垣根を超える量子系の普遍的な現象や法則を見出し、物質における階層構造の起源の解明を目指している。 総括班は、それぞれの物質階層の分野を超えて研究交流や連携を促し、共同研究を醸成し、本領域の目的達成を進めることを目的とする。そのため、総括班会議を毎月開催して7つの計画研究班間の連携を密にするとともに、研究集会の開催、若手研究者の育成、検出器や測定技術の共有、実験機器の供用促進、国際活動の支援、広報・アウトリーチ活動等を行ってきた。 最終年度となるR4年度は、国際会議International Symposium on Clustering as a Window on the Hierarchical Structure of Quantum Systems (CLUSHIQ2022) を仙台国際センターにおいて主催した。対面での出席者92名(海外12 名)、オンライン出席者25名(海外12 名)の参加があり、海外からの参加者による階層構造に関する招待講演に加え、各計画研究班の最新の研究成果、および5年間を締め括るまとめの発表が実施された。また、本シンポジウムでは、若手研究者育成を目的としてポスターセッションを開催し、ANPhA 賞を設置し5 名が受賞者した。 その他、本領域研究のハイライト研究の一つであったハイペロン核子散乱実験を深く掘り下げるための物質階層を横断する会などを行い、階層をつなぐ連携を強化した。
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Research Progress Status |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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[Journal Article] Discovery of 39N2022
Author(s)
D.S.Ahn, T.Kubo, T. Nakamura, et al.
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Journal Title
Physical Review Letters
Volume: 129
Pages: 212502-1-7
DOI
Peer Reviewed / Int'l Joint Research
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