2019 Fiscal Year Annual Research Report
Research Promotion on Hydrogenomics
Project Area | HYDROGENOMICS: Creation of Innovative Materials, Devices, and Reaction Processes using Higher-Order Hydrogen Functions |
Project/Area Number |
18H05512
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
折茂 慎一 東北大学, 材料科学高等研究所, 教授 (40284129)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
一杉 太郎 東京工業大学, 物質理工学院, 教授 (90372416)
福谷 克之 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (10228900)
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Project Period (FY) |
2018-06-29 – 2023-03-31
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Keywords | 水素 / ハイドロジェノミクス / 高次水素機能 / 有機的連携 / 研究企画 / 戦略広報 / 若手育成 / 装置共用 |
Outline of Annual Research Achievements |
本領域全体での「学問分野の枠を超えた有機的連携の堅持」を最重要課題と位置付け、以下の観点で領域研究としての連携強化を図った。 1)研究成果や基盤技術・装置の共有を促進するために、領域専用ウェブサイト(https://hydrogenomics.jp/)の充実やニュースレターでの情報集約・発信を進めた。2)公募研究(19件)の円滑かつ確実な研究連携の開始に向け、公募研究者を主体としたキックオフ会議を開催した(2019年4月、東京)。3)各計画研究・公募研究の成果を領域全体に発信するために、全体会議(2019年5月に第3回(東京)、同年11月に第4回(山梨)、2020年3月に第5回(福岡、新型コロナウィルス感染予防対策のため資料共有のみ))を開催した。これらとは別に、計画研究代表者会議等も随時開催した。さらに若手育成スクールの重層化のために3カテゴリー(全体会議主体、各計画研究主体、若手のみでの開催)で実施した。4)ハイドロジェノミクス研究会やその中での若手研究者の育成につながる若手表彰等も継続、ニュースレターの発行等を含めたアウトリーチ活動とも密に連動して、新たな連携課題の探索や若手研究者のキャリアパス拡大を図った。5)第1回ハイドロジェノミクス国際会議(2020年1月)開催、海外ネットワークの構築も含めて領域内連携を促進させた。6)多面的なアウトリーチ活動も実施、ディスカバリー・チャンネル (https://www.discoverychannel.jp/feature/hydrogenomics20200330/)等の各種メディアでの発信にも努めた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
1: Research has progressed more than it was originally planned.
Reason
計画研究代表者会議(計5回)に加えて、領域内での有機的連携を目指した計画研究「内」の会議(計20回)、計画研究「間」の会議(計27件)、主催研究会(計2回)・共催・協賛研究会(計6件)などを実施するともに、ニュースレターの発行(計3回)や領域専用ウェブサイトの充実など、鋭意進めた。さらに、多面的なアウトリーチ活動(計31回)や国際会議の主催等もあり、これらを総合的に勘案して、「当初の計画以上に進展している」との自己評価をした。
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Strategy for Future Research Activity |
本領域全体での「学問分野の枠を超えた有機的連携の堅持」を最重要課題と位置付け、連携研究を継続する。 1)新型コロナウィルス対策も踏まえて、領域専用ウェブサイトでの発信やウェブ会議も活用しながら、全体会議・計画研究代表者会議・若手育成スクール等の重要会議を継続する。2)特に、公募研究(第一期)の2年目にあたり計画研究との連携を加速するとともに、公募研究(第二期)の採用方針も検討する。3)ハイドロジェノミクス研究会を継続するとともに、新たな連携課題の探索や若手研究者のキャリアパス拡大の観点から、引き続き研究動向・人材等の把握を進める。4)第2回ハイドロジェノミクス国際会議を開催(共催予定)して、本領域の取り組みを海外研究者グループに積極的に発信するとともに、領域内での有機的連携にも繋げる。5)アウトリーチ活動に関しては、新型コロナウィルス感染予防対策のために頻繁な開催が困難と考え、メディア活用を含めて有効な発信を進める。
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Research Products
(9 results)