2007 Fiscal Year Annual Research Report
Project Area | Deciphering the Ancient Universe with Gamma-Ray Bursts |
Project/Area Number |
19047002
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Research Institution | Tokyo Institute of Technology |
Principal Investigator |
河合 誠之 Tokyo Institute of Technology, 大学院・理工学研究科, 教授 (80195031)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
太田 耕司 京都大学, 大学院・理学研究科, 教授 (50221825)
中村 卓史 京都大学, 大学院・理学研究科, 教授 (80155837)
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Keywords | ガンマ線バースト / 最初の星 / 天体形成史 / 重元素進化 / 宇宙再電離 |
Research Abstract |
ビッグバンによって生じた一様な「混沌」から銀河や星が初めて生まれる現場である太古の宇宙を、ガンマ線バースト(GRB)という宇宙で最も明るい光源を用いて解明するのが本研究領域の目的である。総括班は、X線・γ線観測班、近赤外観測班、および理論研究班の3つの計画研究の統括、公募研究班を含めた領域内の連携、および領域外研究コミュニティーとの交流と広報を任務とする。平成19年7月末に採択の通知を受け、8月8日に領域メンバー(全研究代表者・分担者・協力者29名参加)によるキックオフ領域会議を実施し、全計画研究の実施計画を確認し、4年間にわたるシンポジウム等のスケジュールの概要を決定した。平成20年1月21-23日には領域外へもよびかけて第1回領域シンポジウムを開催した(講演数48,参加者107名)。MAXI, GLAST, Subaruなどの衛星ミッションや望遠鏡を用いた国際共同研究のための打合せ旅費を支給し、国際的なガンマ線バースト研究コミュニティーとの交流、情報交換、および協力関係を築くための活動を支援した。また、領域の研究内容を広報するためのウェッブページを製作し、公開した。
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