2007 Fiscal Year Annual Research Report
Project Area | Creation and control of spin current |
Project/Area Number |
19048010
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
高梨 弘毅 Tohoku University, 金属材料研究所, 教授 (00187981)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大谷 義近 東京大学, 物性研究所, 教授 (60245610)
大野 裕三 東北大学, 電気通信研究所, 准教授 (00282012)
小野 輝男 京都大学, 化学研究所, 教授 (90296749)
田中 雅明 東京大学, 工学系研究科, 教授 (30192636)
前川 禎通 東北大学, 金属材料研究所, 教授 (60005973)
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Keywords | 磁性 / スピンエレクトロニクス / ナノ材料 / スピン流 / 物性機能 |
Research Abstract |
本特定領域では、スピン流の生成と消滅、そしてそれらを通して生じる物理的信号の変換制御に関わる学理を確立し、新規なデバイス応用への可能性を探索することを目的としている。総括班は、本領域全体のコーディネータ的役割を果たし、同時に内部評価を行う。本年度は本特定領域設定の初年度であり、2007年10月4〜5日に東北大学でキックオフミーティングを開催した。86名の参加者があり、計画研究代表者間の相互理解を深めるとともに、今後の研究計画について活発な議論がなされた。合わせて10月5日には第1回総括班会議を行い、領域の運営方針や共同研究の進め方などについて討論し、研究協力者から助言を受けた。また、ホームページを立ち上げ、情報発信に努めるとともに、専用のメーリングリストを作成し、計画研究代表者間のみならず関連研究者との間で十分なコミュニケーションが取れる体制を構築した。2008年2月27〜28日には東京大学で本年度の成果報告会を開催し、113名の参加者があり、計画研究代表者毎に研究の進捗状況の検討と成果の外部への発信を行った。合わせて2月28日には第2回総括班会議を行い、各研究項目間の調整や次年度以降の研究の進め方、研究成果の発信方法などについて討論し、研究協力者から助言を受けた。さらに、若手研究者の育成を目的として、3月12日には「若手の会」が開催され、9人の若手研究者(助教、ポスドククラス)による活発な研究討論が行われた。3月末には英文のホームページを作成するとともに、英文の成果報告書を冊子体としてまとめ、海外も含めた外部への情報発信に努めている。計画研究代表者間のコミュニケーションのために、ニュースレター第1号も刊行した。
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Research Products
(1 results)