2020 Fiscal Year Annual Research Report
Information physics of living matters
Project Area | Information physics of living matters |
Project/Area Number |
19H05794
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
岡田 康志 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 教授 (50272430)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
佐々 真一 京都大学, 理学研究科, 教授 (30235238)
石島 秋彦 大阪大学, 生命機能研究科, 教授 (80301216)
沙川 貴大 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (60610805)
伊藤 創祐 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 講師 (00771221)
猪股 秀彦 国立研究開発法人理化学研究所, 生命機能科学研究センター, チームリーダー (60372166)
小林 徹也 東京大学, 生産技術研究所, 准教授 (90513359)
澤井 哲 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (20500367)
竹内 一将 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 准教授 (50622304)
川口 喬吾 国立研究開発法人理化学研究所, 開拓研究本部, 理研白眉研究チームリーダー (00787319)
青木 一洋 大学共同利用機関法人自然科学研究機構(新分野創成センター、アストロバイオロジーセンター、生命創成探究, 生命創成探究センター, 教授 (80511427)
松岡 里実 大阪大学, 生命機能研究科, 助教 (00569733)
神原 丈敏 国立研究開発法人理化学研究所, 生命機能科学研究センター, 上級研究員 (40451637)
榎 佐和子 (苙口佐和子) 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 特任助教 (50467635)
池崎 圭吾 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 助教 (10722960)
中島 昭彦 東京大学, 大学院総合文化研究科, 助教 (90612119) [Withdrawn]
福岡 創 大阪大学, 生命機能研究科, 准教授 (50447190)
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Project Period (FY) |
2019-06-28 – 2024-03-31
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Keywords | 情報熱力学 |
Outline of Annual Research Achievements |
本領域は、生命現象を題材として、情報を力、エネルギーなどと同列に物理的対象として議論する新しい物理学を構築することが目標である。その理論的支柱である情報の物理学の深化発展と、実験対象たる生命現象における情報の計測を車の両輪として推進する。従って、基本的な戦略は、「情報の物理学」理論研究と「生命現象における情報」の実験・計測の融合である。そのため、異分野融合推進のための施策が総括班の活動の中心となる。 今年度は、コロナ禍の影響で対面での領域会議などの交流イベントを実施することは出来なかった。代替として、zoom や slack などオンラインツールを用いて、オンラインでの領域会議や、ランチミーティング、IPBセミナーや各班の交流会などを実施した。 また、異分野融合促進の中核的な事業として、理論研究者が実験現場に入り、実験研究者が理論研究室を訪れるという人材交流を推奨し、領域としてサポートしている。コロナ禍による出張制限で一時中断を余儀なくされたが、出張制限の緩和に伴い再開し、本事業による交流を契機とした共同研究が立ち上がるなど、期待通りの成果があがりつつある。 領域内での交流・共同研究の拠点として、全自動1分子顕微鏡システムの整備を進め、当該システムを核とした共同研究用の研究スペースを整備した。 さらに、日本生物物理学会など関連学会や、新学術領域研究「発動分子機械」などと共催シンポジウムを開催し、領域活動の紹介を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
コロナ禍の影響により、当初予定していた領域会議や勉強会、海外との交流事業を中止ないし延期せざるをえなかったが、zoomやslackなどのオンラインツールの活用により当初期待していた成果は、おおむね達成できている。
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Strategy for Future Research Activity |
コロナ禍の影響で、直接的な人的交流の機会が大きく失われており、異分野融合の促進という観点からは望ましくない環境が継続している。一方で、zoomやslackなどのオンラインツールの活用を進めることで、従来以上にオンラインで物理的距離の壁を越えた交流が活発に進められており、海外研究者のセミナー開催なども頻回に実施することが出来ている。このようなオンラインツールを積極的に活用した研究交流を継続発展させるとともに、コロナ禍の収束後には対面での交流事業を再開したい。
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Research Products
(70 results)
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[Journal Article] A microtubule-LUZP1 association around tight junction promotes epithelial cell apical constriction.2020
Author(s)
Yano Tomoki, Tsukita Kazuto, Kanoh Hatsuho, Nakayama Shogo, Kashihara Hiroka, Mizuno Tomoaki, Tanaka Hiroo, Matsui Takeshi, Goto Yuhei, Komatsubara Akira, Aoki Kazuhiro, Takahashi Ryosuke, Tamura Atsushi, Tsukita Sachiko
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Journal Title
THE EMBO JOURNAL
Volume: 40
Pages: e104712
DOI
Peer Reviewed
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[Journal Article] Engineering Orthogonal, Plasma Membrane-Specific SLIPT Systems for Multiplexed Chemical Control of Signaling Pathways in Living Single Cells.2020
Author(s)
Nakamura Akinobu, Oki Choji, Kato Kenya, Fujinuma Satoko, Maryu Gembu, Kuwata Keiko, Yoshii Tatsuyuki, Matsuda Michiyuki, Aoki Kazuhiro, Tsukiji Shinya
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Journal Title
ACS CHEMICAL BIOLOGY
Volume: 15
Pages: 1004--1015
DOI
Peer Reviewed
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