2011 Fiscal Year Annual Research Report
揺らぎが機能を決める生命分子の科学の研究に関する総括
Project Area | Molecular Science of Fluctuations toward Biological Functions |
Project/Area Number |
20107001
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
寺嶋 正秀 京都大学, 理学研究科, 教授 (00188674)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
片岡 幹雄 奈良先端科学技術大学院大学, 物質創成科学研究科, 教授 (30150254)
加藤 晃一 大学共同利用機関法人自然科学研究機構(共通施設), 岡崎統合バイオサイエンスセンター, 教授 (20211849)
上岡 龍一 崇城大学, 工学研究科・応用生命科学専攻, 教授 (70099076)
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Keywords | 揺らぎ / 生体分子 / 機能 / ダイナミクス / 分子科学 |
Research Abstract |
「揺らぎを見る」・「揺らぎを作る」・「揺らぎを使う」という基本となる3つの班が分野の垣根を越えて緊密に連携する環境を整える事をサポートし、全体的な研究方針の策定と各研究項目の企画調整等を行った。具体的には、以下のような活動を行った。 1.ホームページを作成し、通じた情報交換システムにより研究進展をリアルタイムで把握し、協力研究を推進する提言を行った。また、シンポジウムの情報などを発信したり、ウェブページからの業績登録ができるようなシステムを運営した。 2.公募班を含めた全体班会議を夕張にて開催し、運営した、全員の研究計画と今後の共局研究についての質疑討論を行い、揺らぎの領域形成について協力を求めた。また、3つの班会議と総括班会議を行った。 3.奈良での公開国際シンポジウムの企画運営を行った。メンバーおよび共同研究者、班友、外国人招待講演者および評価班の先生方を含めて、揺らぎと機能とのかかわりについて総合的な議論をする場となった。また、総括班会議を行い、次年度の活動計画を決めた。 4.ニュースレターを毎月発行し、駐員の活動報告、業績報告、シンポジウム報告、受賞報告などを、広く知らしめる活動を実施した。 5.種々の学会等でシシポジウムを行い、本領域の普及に努めた。 また、班内・班間協力研究に対して、総括班の研究費によってサポートを行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
ホームページ運営・全体班会議運営・公開国際シンポジウムの運営・ニュースレター発行・種々の学会等でのシンポジウム開催など、予定していた事業をすべて遂行した。
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Strategy for Future Research Activity |
今後も上記のような「揺らぎと生体機能」新学術グループをとりまとめる運営を続けるほか、関連する他の新学術領域との連携を模索する。
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Research Products
(5 results)