2008 Fiscal Year Annual Research Report
新学術領域研究「分子自由度が拓く新物質科学」の研究統括
Project Area | New Frontier in Materials Science Opened by Molecular Degrees of Freedom |
Project/Area Number |
20110001
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Innovative Areas (Research in a proposed research area)
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
鹿野田 一司 The University of Tokyo, 大学院・工学系研究科, 教授 (20194946)
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Keywords | 強相関電子系 / 磁性 / 超伝導 / 光誘起相転移 / 誘電体物性 |
Research Abstract |
平成21年1月7日、8日にキックオフミーティングを東京大学で開催した。この会議では、計画研究参画者が本研究領域の目的、手法、計画などを発表し、研究課題に関しての相互理解を深め、問題意識を共有することができた。平成20年度からの繰越として以下のようなことを実施した。 本領域研究はこの分野の世界的なハブの役割を担うことを目指し、そのために海外拠点の著名研究者との討論・情報交換を行う。この目的のため平成20年7月以降(具体的には2009年9月12日より19日)に海外から複数名の研究者を招聘し議論を行う計画を立てそれを実施した。 本研究領域が共催で開催する国際シンポジウムISCOM2009 (International Symposium on Crystalline Organic Metals, Superconductors and Ferromagnets、合成金属、超伝導および強磁性に関する国際シンポジウム、2009年9月12日より17日まで開催)およびその後、開催されるSCMC(International workshop on "Theories on Strongly Correlated Molecular Conductors"、有機物質での強相関電子系を扱う理論のワークショップ、2009年9月17日より19日まで開催)、には国内外の多数の研究者(SCMCでは特に若手研究者)が集う。そこで、これらの機会を利用することで、海外拠点研究者と領域運営について討論し、また国内外の若手研究者とも情報交換、意見交換を行った。本領域のサイトよりこれらの会議にもリンクを貼るなどしてより多くの人に会議に参加してもらえるよう広報にも努めた。
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Research Products
(1 results)