2010 Fiscal Year Annual Research Report
Project Area | Regulatory Mechanism of Gamete Stem Cells |
Project/Area Number |
20116001
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Research Institution | National Institute for Basic Biology |
Principal Investigator |
吉田 松生 基礎生物学研究所, 生殖細胞研究部門, 教授 (60294138)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小林 悟 大学共同利用機関法人自然科学研究機構(岡崎共通研究施設), 岡崎統合バイオサイエンスセンター, 教授 (90225508)
吉崎 悟郎 東京海洋大学, 海洋科学部, 准教授 (70281003)
小林 一也 慶應義塾大学, 総合医科学研究センター, 特別研究講師 (50360110)
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Keywords | 配偶子形成 / 幹細胞 / ニッチ / 生殖様式 / 有性生殖 |
Research Abstract |
本研究が総括班研究として運営する新学術領域研究「配偶子制御」では、配偶子幹細胞(GSC : Gamete Stem Cells)を共通の研究対象として、成り立ちや目的を異にする研究者が集結し、新たな研究領域と研究者コミュニティーを醸成している。22年度は、前年に引き続き6件の計画研究、9件の公募研究、8名のアドバイザーにより領域を構成した。まず、総括班会議・領域会議を2度開催し(6月3-5日下田[第3回]、11月8日葉山[第4回])、領域の運営方針と構成員の研究の相互理解を深めた。また班員間の共同研究から得られたデータ解析のためのプラットフォームの充実を図った。年間を通じて6回の「配偶子制御セミナー」を行なうとともに、6月21日には、日本発生生物学会第43回大会(京都)にて第2回、11月12日には第55回日本生殖医学会総会・学術講演会(徳島)にて第3回の「配偶子制御シンポジウム」を開催し、領域の成果と活動理念をコミュニティーに発信した。3月23-26日にドレスデン技術大学(ドイツ)で開催された日独合同発生生物学会においては、関連する新学術領域と並んでブース発表の場を与えていただき、国際的に発信した。更に、海外渡航若手サポートにより、3名の若手研究者を国際学会に派遣し、次世代の育成に務めた。加えて、第5回Germ Cellの会(12月3-4日、北杜市、東京海洋大学大泉ステーション)を共催し、広く関連分野との交流を進めた。以上の領域活動と成果は、ホームページおよび日本語総説集(細胞工学特集「配偶子幹細胞」)を通じて、広く社会に発信した。
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Research Products
(1 results)