2009 Fiscal Year Annual Research Report
Project Area | Clarification of the mechanism of face recognition by interdisciplinary research |
Project/Area Number |
20119001
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Research Institution | National Institute for Physiological Sciences |
Principal Investigator |
柿木 隆介 National Institute for Physiological Sciences, 統合生理研究系, 教授 (10145196)
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Keywords | 脳波 / 機能的MRI / 顔 / 近赤外線分光法 / 認知 |
Research Abstract |
本研究領域の目的は、「顔認知機能の解明」をキーワードとして、心理学、脳科学、医学、工学、情報学などの幅広い分野の学際的な研究者が集結して研究を行い、最終的には、可能な限りその成果を社会に還元することにある。 総括班は、領域代表者、各研究項目の計画研究者、実際の研究は行わないが本領域の研究指導と評価を行う特別委員(班友)によって構成されている。総括班の主な役割は、班会議の開催、本領域内で共用するための設備・装置の購入・開発・運用、実験試料・資材の提供等に関する研究支援活動である。計画班員は、公募班員と共に各分野において研究を進めていくと共に、必要時には公募班員との研究内容に関する討議や指導を行っている。班友(評価委員)は班全体の活動について高所からの指導を行うと共に、領域全体の活動の評価も行う。また、総括班員は領域代表者と常に緊密な連携を取りあいながら、本研究領域の進歩のための活動を行っていく。 今年度は、札幌において8月19日と20日に第1回の班会議を開催した。約80名の参加者があり、班員の発表が35題(口演)、班員以外の一般の方の発表(ポスター)が12題、計47題の発表があり、熱心な討議が行われた。一般発表の中から、5名の若手研究者に奨励賞を授与した。この班会議の参加記を、日本臨床神経生理学会、日本生理学会、日本神経科学学会の学会誌あるいはニュースレターに報告した。 各班独自のセミナーも開催され、心理班(第4班)が2回、画像班(第1班)が1回行った。
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Research Products
(1 results)