2021 Fiscal Year Annual Research Report
Inducing lifelong plasticity (iPlasticity) by brain rejuvenation: elucidation and manipulation of critical period mechanisms
Project Area | Inducing lifelong plasticity (iPlasticity) by brain rejuvenation: elucidation and manipulation of critical period mechanisms |
Project/Area Number |
20H05914
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
狩野 方伸 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 教授 (40185963)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
宮田 麻理子 東京女子医科大学, 医学部, 教授 (70281631)
大木 研一 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 教授 (50332622)
内ヶ島 基政 新潟大学, 脳研究所, 准教授 (10614662)
辻 晶 東京大学, ニューロインテリジェンス国際研究機構, 講師 (30850490)
ヘンシュ 貴雄 東京大学, ニューロインテリジェンス国際研究機構, 特任教授 (60300878)
金丸 隆志 工学院大学, 先進工学部, 教授 (10334468)
高橋 琢哉 横浜市立大学, 医学研究科, 教授 (20423824)
牛場 潤一 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (00383985)
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Project Period (FY) |
2020-11-19 – 2025-03-31
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Keywords | 臨界期 / 神経可塑性 / 神経回路再編成 / 発達 / 機能回復 |
Outline of Annual Research Achievements |
本領域で掲げた研究課題の遂行を加速するために、計画研究代表者全員が参加する総括班を組織し、以下の諸活動を担当した。 ①領域企画(狩野);②班会議・研究交流(狩野・高橋);③研究・技術支援(狩野、大木、内ケ島、ヘンシュ、牛場);④研究倫理(牛場);⑤若手支援(宮田、辻);⑥広報(金丸);⑦国際活動支援(ヘンシュ) 令和3年度に、本研究領域の計画研究代表者9名のうち、東京大学ニューロインテリジェンス国際研究機構(WPI-IRCN)のPIではない宮田、内ケ島、金丸、高橋、牛場の5名がWPI-IRCNのAffiliated Facultyに就任し、Science salonへの参加と研究発表によって交流を深めた。令和3年11月に公募研究24件が採択になった後、12月15日には、グリアデコード領域(領域代表:岡部繁男教授)と合同で、若手中心のシンポジウムを開催した。また、令和4年1月13日~14日に計画研究と公募研究の研究者および学生が参加して、オンラインにより第2回領域班会議を開催した。また、この間に第2回総括班会議を開催した。COVID19による制約のために、国際研究交流や若手研究者の交流などが大きく制約を受けたため、令和3年度の研究費の一部を令和4年度に繰り越した。令和4年5月から、若手の公募研究代表者を中心に、1回につき1名または2名がその研究内容を詳細に紹介して議論する「オンライン研究交流会」を開始した。9月までに4回開催し、8名が発表した。令和4年7月1日に、日本神経科学大会(NEURO2022)において、「臨界期生物学」のシンポジウムを開催し、狩野、宮田、大木、高橋、ヘンシュが発表した。令和4年8月2日~4日に、第3回領域班会議をハイブリッド形式で開催し、また、この間に第3回総括班会議を開催した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
令和3年度にも、COVID19の感染のピークが何回かあり、全般にわたって、集会や研究者の移動が大きく制限されていたため、班員が一堂に会して行う対面での会議、シンポジウムの開催は不可能となった。また、研究者が実際に他の班員の研究室を訪問することや、一定期間滞在して共同研究を行うことも大きく制限された。また海外渡航や海外研究者の招聘も困難な状況であった。このため、国際研究交流や若手研究者の交流などを予定どおり行うことが出来ず、令和3年度の研究費の一部を令和4年度に繰り越さざるを得なかった。そのような状況下にあっても、オンラインの会議ツールを最大限に活用して、次世代脳・冬のシンポジウムにおいて、グリアデコード領域(領域代表:岡部繁男教授)と合同での若手中心のシンポジウム、第2回総括班会議、第2回領域班会議を開催した。また、令和4年5月からは、新たな企画として、完全にリモート形式で、若手の公募研究代表者を中心に、1回につき1名または2名がその研究内容について1時間程度を使って詳細に紹介し、議論する「オンライン研究交流会」を開始した。領域班会議では、1名あたりの発表時間が20分程度に限定せざるを得ないが、オンライン研究交流会では、研究の背景から、実験で苦労した点などについても議論ができ、研究の理解を深めることができた。また、令和4年8月2日~4日には、第3回領域班会議を東京大学の講堂にて現地開催するとともに、感染対策などで現地参加不可能な研究者および学生のために、オンラインを併用したハイブリッド形式を採用した。このように、COVID19による様々な行動制約の中にあっても、ほぼ予定した研究活動を遂行することができた。
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Strategy for Future Research Activity |
令和4年10月から12月までの間に、「オンライン研究交流会」を7回開催し、12月には令和3年に引き続き、グリアデコード領域と合同での若手中心のシンポジウムを開催した。このように、令和4年中はオンラインでの活動が中心であったが、令和5年1月には、海外から6名の招待講演者を含め、講演者15名で国際シンポジウムをハイブリッド形式で開催した。令和5年になって、COVID19による行動制限が大幅に緩和されており、今後は、領域班会議をはじめ、多くの活動を基本的に対面形式で行う予定である。また、若手研究者の研究交流や、海外研究者との交流など、研究者の移動を伴う若手研究支援や国際交流事業を積極的に行う。一方、オンライン研究交流会など、これまでに構築したリモートでの情報交換の機会は継続し、研究集会も必要に応じてハイブリッド形式を取り入れるなど、対面形式を基本としつつ、リモート形式を組み合わせた効果的な研究交流と情報交換を進める。
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Research Products
(43 results)