2012 Fiscal Year Annual Research Report
Computational Anatomy for Computer-aided Diagnosis and Therapy : Frontiers of Medical Image Sciences
Project Area | Computational anatomy for computer-aided diagnosis and therapy :Frontiers of medical image sciences |
Project/Area Number |
21103001
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Research Institution | Tokyo University of Agriculture and Technology |
Principal Investigator |
小畑 秀文 東京農工大学, 工学(系)研究科(研究院), 名誉教授 (80013720)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
目加田 慶人 中京大学, 情報理工学部, 教授 (00282377)
藤田 廣志 岐阜大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (10124033)
井宮 淳 千葉大学, 総合メディア基盤センター, 教授 (10176505)
森 健策 名古屋大学, 情報連携統括本部情報戦略室, 教授 (10293664)
増谷 佳孝 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (20345193)
鈴木 直樹 東京慈恵会医科大学, 医学部, 教授 (40147327)
縄野 繁 国際医療福祉大学, 保健医療学部, 教授 (40156005)
上野 淳二 徳島大学, ヘルスバイオサイエンス研究部, 教授 (60116788)
佐藤 嘉伸 大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (70243219)
仁木 登 徳島大学, ソシオテクノサイエンス研究部, 教授 (80116847)
清水 昭伸 東京農工大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (80262880)
橋爪 誠 九州大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (90198664)
木戸 尚治 山口大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (90314814)
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Project Period (FY) |
2009-04-01 – 2014-03-31
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Keywords | 計算解剖学 / モデリング / 画像理解 / 統計数理モデル / 臓器構造 / 診断支援 / 手術支援 |
Outline of Annual Research Achievements |
平成24年度には2回の総括班会議および電子メールによる会議を開催し、領域全体の活動計画の立案とその着実な実施に努めた。主要な活動を以下に示す。 1.評価用画像データベースの整備:平成23年度までで当初の予定数200症例分、総数541画像の収集を完了したが、評価用ゴールドスタンダードとして用いるべく、これらの症例に対して19臓器のラベリング作業を進め、30画像分のラベリングを完了し、各研究班へ配布を行った。一部のラベリングが終了していない未完成のラベルも110画像分配布済みである。 2.共通ソフトウエア基盤整備と標準化:各研究班の研究成果を共有し、相互利用を可能ならしめるためのソフトウエア基盤“PLUTO”の更なる改良および新規機能の開発を進めた。また、その利用促進を図るための講習会を一般の参加者も含めた形で定期的に開催し、研究の一層の促進と社会還元を進めた。また、臓器構造情報を広く共有するには、その計算機内表現の統一規格が重要である。そのため、総括班内に策定会議を設け、臓器の体系的分類に基づく臓器構造の計算機内表現につき検討を進め、その統一規格としての“標準マーク値”の原案の策定を完了した。 3.国際シンポジウム開催:計算解剖学の取り組みや研究成果を広く社会に披露すると同時に、著名な外国からの研究者を含めて国際シンポジウムを開催した。同時に、諮問委員による研究の進捗状況の評価をも行い、順調に研究が進展しているとの高い評価を得た。 4.計算解剖学若手ワークショップの開催:平成24年9月と平成25年3月にそれぞれ2泊3日の合宿形式で集中講義、討論、プレゼンテーションの場を設け、若手研究者の育成と研究室間の共同研究を一層促進し、グローバル化へ対応できる研究者として成長できるような機会を提供した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
年度末の恒例の国際シンポジウムの折に行った評価では、諮問委員全員が我々の研究活動を高く評価していただいた。研究論文の数が増加し研究班の間での連携も進み、各研究分野での進捗も問題ない。全般的には当初の計画以上に進展しているとして良いと思われるものの、評価用データのラベリング作業が予定よりも遅れていること、学理構築の側面で未だ明確な学理を提示出来ていないことから、自戒の意味も込めて(区分)の②と評価した。
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Strategy for Future Research Activity |
本領域では“基礎→応用システム開発→臨床応用・評価→基礎・応用へのフィードバック”のサイクルが有効に機能することが必須である。研究開始から5年目に入り、各研究班で期待通りの研究成果が生まれ、それらを共有しつつ共同研究活動も密になってきており、上記のサイクルが閉じた状況になっている。総括班としては、最終目的に向けて順調に進むこれらの活動を側面からより加速すべく、共通プラットフォームを用いた研究成果の共有を進め、“計算解剖学”という新しい学術領域の確立をはかりたい。また、計算解剖学の創生に必須の「学理構築」を進め、計算解剖学の学理を明確化すべく、総括班内のワーキンググループの活動を促進する予定である。
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Research Products
(65 results)
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[Journal Article] Quality of life after laparoscopy-assisted pylorus-preserving gastrectomy:an evaluation using a questionnaire mailed to the patients2012
Author(s)
Tomikawa M, Korenaga D, Akahoshi T, Konishi K, Sugimachi K, Nagao Y, Tsutsumi M, TakenakaK, Kakeji Y, Hashizume M, Maehara Y
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Journal Title
Surgery Today
Volume: 42
Pages: 625-632
Peer Reviewed
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