2014 Fiscal Year Annual Research Report
反応集積化の合成化学 革新的手法の開拓と有機物質創成への展開
Project Area | Organic Synthesis based on Integration of Chemical Reactions. New Methodologies and New Materials |
Project/Area Number |
21106001
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
吉田 潤一 京都大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (30127170)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中田 雅久 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (50198131)
戸部 義人 大阪大学, 基礎工学研究科, 教授 (60127264)
松原 誠二郎 京都大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (90190496)
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Keywords | 合成化学 / 取りまとめシンポジウム / 成果発信 |
Outline of Annual Research Achievements |
本新学術領域研究は,平成21年度より開始され,平成25年度をもって終了した。この間,多数の特記すべき業績を挙げると共に,「反応集積化」という新しい概念を定着させ,実際の物質創成における方法としての大きな可能性を示すことができた。これらの成果をとりまとめると共に,班員以外の研究者および若い世代を中心とする一般の方々へ成果紹介を行うことを目的として,取りまとめシンポジウムを平成26年8月1日京都で開催した。内容は以下のとおりである。 1.本新学術領域研究の背景、反応集積化の概念の説明を領域代表が初心者にもわかり易く説明した。2.本新学術領域研究で得られた研究成果について総括班メンバーによる説明をおこなった。A01 班「反応集積化法の構築」A02 班「生物活性物質の集積合成」A03 班「機能性物質の集積合成」3.個別の研究成果の説明について、研究者の育成も配慮して、3人の若手研究者による研究成果の発表を行った。4.フロー・マイクロリアクターシステムの展示と説明を行うとともに、会場の京都大学桂キャンパス内に研究室を持つ班員の内,2研究室(吉田研究室,松原研究室)を見学する機会を設け、多くの研究者や一般の方がフロー・マイクロリアクターに馴染めるように工夫した。 また、本新学術領域研究で得られた研究成果をまとめた成書「フロー・マイクロ合成 基礎から実際の合成・製造まで」吉田潤一編(化学同人)(288ページ)を出版した。さらに世界中の様々な研究者や一般の方に広く研究内容の紹介を英文で作成した。
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Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(5 results)