2014 Fiscal Year Annual Research Report
配位プログラミング―分子超構造体の科学と化学素子の創製
Project Area | Coordination Programming - Science of Molecular Superstructures for Chemical Devices |
Project/Area Number |
21108001
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
西原 寛 東京大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (70156090)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山元 公寿 東京工業大学, 資源化学研究所, 教授 (80220458)
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Keywords | 配位プログラミング / coordination programming |
Outline of Annual Research Achievements |
本領域では、生体分子に迫り匹敵するような精密な超構造体を「配位プログラミング」法を駆使して作り上げ、その新現象を見つけて解き明かし、革新的な化学素子の創製へ応用する新しい学問分野を創出することを目的としている。本年度は、本領域終了後の研究成果の取りまとめとして、国内、国際広報の拡大、報告書作成、また学部、大学院学生への本領域成果の紹介などを行った。主たる成果二つを下記に示す。 (1)本領域の海外への広報の拡大による「coordination programming」の概念の国際的一般化を目的として、日本化学会発行の国際速報雑誌、Chemistry Lettersにおいて、「coordination programming」のバーチャル特集号が発行された。特集号には領域代表者のハイライトレビューを含む本領域参画研究者からの計42報の論文がまとめられ、本領域のコンセプトと成果、ならびにアクティビティの高さを国内外に示す事ができた。 (2)学部や大学院の学生など将来の日本の化学を背負うであろう若い世代への「Coordination programming」の概念の普及のため、錯体化学若手の会と共催という形で錯体化学若手の会夏の学校2014を開催した。この夏の学校2014ではプログラム特別企画として「配位プログラム(= coordination programming)特別セッション」が設けられ、本領域の参画研究者からの講演が行われた。講演は参加学生との質疑応答を含めて非常に盛況であり、参加した学部ならびに大学院学生に「Coordination programming」に関して理解を広めることができた。
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Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Remarks |
日本化学会発行の国際速報雑誌Chemistry Lettersにおける「Coordination Programming」のバーチャル特集号が発行された
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Research Products
(1 results)