2009 Fiscal Year Annual Research Report
Project Area | Geofluids: Nature and dynamics of fluids in subduction zones |
Project/Area Number |
21109001
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Innovative Areas (Research in a proposed research area)
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Research Institution | Tokyo Institute of Technology |
Principal Investigator |
高橋 栄一 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (40144779)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
岩森 光 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (80221795)
松澤 暢 東北大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (20190449)
小川 康雄 東京工業大学, 火山流体研究センター, 教授 (10334525)
小木曽 哲 京都大学, 人間・環境学研究科, 准教授 (60359172)
中村 美千彦 東北大学, 理学系研究科(研究院), 准教授 (70260528)
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Keywords | 地殻流体 / 沈み込み帯変動 / 地震 / 火山 / 地殻変動 / 塩水 / 電気伝導度 / 弾性波速度 |
Research Abstract |
総括班は、各大学の研究代表者を専用メイルアドレスによる書面審議で結び、5計画研究(A01観測班,A02実験・翻訳班,A03ダイナミクス班)を統括し交流を図った。総括班は平成21年度だけで300回(H22年度は400回)のメイル審議を実施した。また総括班は専用のホームページ開催し、地殻流体研究に関連する研究者に広く情報を提供した。各研究チームの進度を調整し、分野横断研究の飛躍的推進を図るため、総括班の下に、1) 総括班メンバーによる地殻流体評価室、2) 外国人協力研究者によるアドバイザリーボード、3) 特任助教3人PD1人からなる地殻流体融合研究センターを設置した。平成21年9月23日-25日、川渡の東北大学セミナーハウスにおいて「第1回地殻流体研究会」を開催し、メンバーおよび院生合計80人が集合して研究交流に努めた。さらに総括班では地殻流体融合研究セミナーを13回開催し、分野横断研究推進に努めた。 代表者が怪我でH21年11月7日から2カ月入院したため総括班の研究計画に遅延を生じ平成21年度から平成22年度へ直接経費150万円を繰り越した。繰り越した経費を用いて平成22年9月10日-13日にラフォーレ修善寺で「第2回地殻流体研究会」を開催し、さらに若手育成のために並行して「地殻流体サマースクール」を開講し、参加者(学生・院生40)の旅費援助を行った。総括班の領域計画に従って、5つの研究領域の研究はそれぞれ順調に進み、ニュージーランド下の地殻流体分布をMT法により解明した論文がNature誌に掲載されるなど多くの研究成果を上げ、領域全体で平成21年度に85編の原著論文を発表した。
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Research Products
(14 results)
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[Journal Article] Magma deformation may induce non-explosive volcanism via degassing through bubble networks2009
Author(s)
Okumura, S., Nakamura, M, Takeuchi, S., Tsuchiyama, A., Nakano, T., Uesugi, K.
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Journal Title
Earth and Planetary Science Letters
Volume: 281
Pages: 267-274
Peer Reviewed
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