2012 Fiscal Year Annual Research Report
Project Area | Functional machinery for non-coding RNAs |
Project/Area Number |
21115001
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
泊 幸秀 東京大学, 分子細胞生物学研究所, 教授 (90447368)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
佐渡 敬 九州大学, 生体防御医学研究所, 准教授 (70321601)
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Project Period (FY) |
2009-07-23 – 2014-03-31
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Keywords | 遺伝子 / 発現制御 / 核酸 / 蛋白質 / ゲノム |
Research Abstract |
1)合同シンポジウムの開催:2012年6月11-13日に神戸市 理化学研究所 発生・再生科学総合研究センター(理研CDB)において、理研CDBおよび新学術領域研究「RNA制御学」との合同共催により、RNAを主題としたシンポジウムを開催した。国内外から気鋭の研究者を招聘し、本領域に関する最新の情報収集および議論を行った。 2)領域会議の開催:2012年8月21-22日に、各計画研究および公募研究の現状と情報を共有し、共同研究を含めた今後の研究方針を確認・決定するために、領域構成員全員が参加する領域会議を福岡県福岡市西鉄グランドホテルにて開催した。また、研究発表を行った遠方からの学生の参加を支援した。 3)RNA若手フロンティアミーティングの開催支援:2012年9月19-21日熊本県熊本市において開催された「RNAフロンティアミーティング2012」を若手研究者旅費サポートとして支援し、本領域に関連する学生・ポスドク等の若手研究者の育成を行った。 4)国内・海外研究者の招聘:2012年12月11-13日に福岡市で開催された第35回分子生物学会年会におけるワークショップ「非コードRNAの機能の仕組とその制御機構」において、本領域に関連する海外の研究者を1名招聘し講演を依頼するとともに、最新の情報収集を図った。 5)若手の海外派遣支援 : 本領域に関連するポスドク1名・学生1名を海外のKeystone Symposia およびCell Symposiaの2学会、また2013年9月23-25日にカナダケベックにて開催されたカナダのRNA研究者を中心としたRiboClub主催の年会RiboClub2013に若手研究者6名を派遣し、RNAに関する最新の情報収集と研究発表を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
領域会議、シンポジウムの開催や若手支援などを通し、計画研究と公募研究を含めたそれぞれの研究間の有機的連携と科学的・人的交流を推進し、広く国内外に研究成果を発信することが達成できていると考えられるため。
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Strategy for Future Research Activity |
引き続き、非コードRNA作用マシナリーの基本的な性質の解明を目指した一層の研究の推進、領域内の研究者間の連携の強化と若手研究者の支援、国内外の周辺分野研究者との相互作用の推進を、より効果的に行う。
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Research Products
(1 results)