2021 Fiscal Year Annual Research Report
Science of Slow-to-Fast Earthquakes
Project Area | Science of Slow to Fast Earthquakes |
Project/Area Number |
21H05200
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
井出 哲 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (90292713)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
濱田 洋平 国立研究開発法人海洋研究開発機構, 超先鋭研究開発部門(高知コア研究所), 副主任研究員 (80736091)
山口 飛鳥 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (30570634)
伊藤 喜宏 京都大学, 防災研究所, 准教授 (30435581)
田中 愛幸 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 准教授 (90508350)
加藤 愛太郎 東京大学, 地震研究所, 教授 (20359201)
松澤 孝紀 国立研究開発法人防災科学技術研究所, 地震津波火山ネットワークセンター, 主任研究員 (90500744)
竹尾 明子 東京大学, 地震研究所, 助教 (90756933)
北 佐枝子 国立研究開発法人建築研究所, 国際地震工学センター, 主任研究員 (10543449)
波多野 恭弘 大阪大学, 大学院理学研究科, 教授 (20360414)
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Project Period (FY) |
2021-09-10 – 2026-03-31
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Keywords | 地震学 / 地質学 / スロー地震 / ファスト地震 |
Outline of Annual Research Achievements |
領域発足後直ちに、事務局専任の学術専門職員を雇用し、事務局と総括班を中心とする本領域研究全体のマネジメント体制を整備した。年度内にオンラインにて総括班会議を10回開催し、領域運営方針の策定、情報共有、研究推進活動の企画検討を行った。2022-2023年度の公募研究募集の説明会を開催し、募集準備を行った。若手研究者海外派遣プログラムの募集と審査を行った。 領域内の連絡用にメーリングリストとSlackを導入して、各計画研究内、領域内での連絡・調整が円滑に行えるよう整備した。さらに、領域内へはメールニュース「Slow-to-Fast地震学」の配信(2021年12月、2022年3月)により、様々な情報の共有を実施した。領域外へは、公式ウェブサイトを作成、またSNS等を用いて、公募研究、学会・集会等の領域活動に関する情報を発信した。ニュースレター第1号(日英)を作成し2022年3月に公開した。 2022年3月開催予定であった台湾押しかけワークショップは、感染症拡大のため2022年度に延期した。2023年以降の押しかけ企画として、コルシカ島サマースクールの検討を始めた。若手研究者間の活発な交流・意見交換を促進するための「若手研究者ランチの会」を2021年度に4回開催した。 スロー地震データベース運営で学生アルバイトを雇用し、領域の研究に対する知識を深めることに貢献した。国内外のスロー地震カタログを集約して本領域で構築しているスロー地震データベースへの2021年度のアクセス数は4,374、地図表示リクエストは11,844であった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
2021年11月に公式ウェブサイト(日英)、2022年3月にニュースレター第1号(日英)を公開し、本領域研究の詳細や活動内容などを紹介する広報体制を整備した。これによりセミナー予定や開催報告などの新着情報をSNSも活用して随時発信することが可能になった。 領域内ではSlackを開設して多様なチャンネルから情報提供ができ、また各計画班や学生のメーリングリストを整備したことにより、領域内研究者および学生間の情報伝達と共有が円滑に行われるようになった。 感染症対策により対面での会議やセミナーの開催が難しい中で、領域内の若手研究者が情報交換を行う場として「若手研究者ランチの会」を企画し、定期的にオンライン開催を開始するなど、研究者がお互いの理解を深める場を提供した。
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Strategy for Future Research Activity |
定期的に開催する総括班会議で、国内で毎年開催する国際研究集会、若手研究者の海外派遣、外国人研究者の長期招聘等のプログラムを企画・運営する。また海外の研究機関と協力し、ワークショップを現地開催して研究活動を推進する。 日本地球惑星科学連合大会、日本地震学会、地質学会、測地学会、日本物理学会、米国地球物理学会などの国内外の学会においてセッションやシンポジウムの計画を立て、これらを軸として学会においても本研究領域に関する議論を活発化させる。
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Research Products
(3 results)