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2011 Fiscal Year Annual Research Report

コンピューティクスによる物質デザイン : 複合相関と非平衡ダイナミクス

Administrative Group

Project AreaMaterials Design through Computics: Complex Correlation and Non-equilibrium Dynamics
Project/Area Number 22104001
Research InstitutionThe University of Tokyo

Principal Investigator

押山 淳  東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (80143361)

Keywordsコンピューティクス / 計算科学 / コンピュータ・サイエンス / 次世代コンピュータ / 物質科学 / 量子多体系 / 密度汎関数理論
Research Abstract

計算機科学分野である[A01計算機アーキテクチャと高速計算アルゴリズム]と、計算物質科学分野である[A02密度汎関数法の新展開]および[A03密度汎関数を超えて]の間の緊密な融合(コンピューティクス)により、また、実験科学との共同研究により、ナノ物質、新奇物質での複合相関と非平衡ダイナミクスを明らかにするのが、本新学術領域研究の目的であり、本総括班のミッションは、そのための様々な側面でのインフラ形成と融合促進にある。
23年度には新たに15件の公募研究がスタートし、その中には5件の実験研究班も含まれている。実際、計画研究佐藤班と公募研究田中班、周班、また計画研究押山班と公募研究平山班の間で、計算と実験のコラボレーションが開始された。
本年度は10月7日、8日および3月16日、17日に本新学術領域研究の研究会を東大本郷キャンパスで開催した。いずれも約200人の参加者があり、口頭発表、ポスター発表による活発なディスカッションが繰り広げられた。会議での発表のアブストラクト、プレゼンテーションファイルは、本領域のホームページでアクセスできる。またA01研究項目と他の研究項目の知的融合をはかる目的で開催されている勉強会は、本年度11月7日、8日の2日間にわたり、東京大学本郷キャンパスにおいて、コンピュータサイエンス分野の神戸大学小柳義夫教授による集中講義が、物質科学の研究者を対象に行われた。関連国際会議として、10月30日-11月3日に、Asian Workshop on First-Principles Electronic-Structure Calculationsが本郷キャンパスで、計算物質科学イニシアティブ(CMSI)との共催で開催され、活発な議論が展開された。
今年度の研究成果報告書(約全150頁)が作成中であり、関係各位に配布予定である。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

当初の計画である、Dresdenでの国際会議共催、また当初の計画にはなかったが、アジア地域での当該分野での研究振興のワークショップ共催など、分野振興の活動は活発に行われた。本学術領域内での、計算グループと実験グループ、物質科学グループと計算機グループの共同も順調である。

Strategy for Future Research Activity

計算グループと実験グループとの間のより緊密な共同、また物質計算と計算機分野の間の共同を推進することが肝要である。そのための具体的な研究課題の絞り込みと研究推進体制をシステマティックに構築することを目ざす。

  • Research Products

    (2 results)

All 2012 Other

All Journal Article (1 results) Remarks (1 results)

  • [Journal Article] コンピューティクスによる物質デザイン:複合相関と非平衡ダイナミクス平成23年度成果報告書2012

    • Author(s)
      押山淳, 他
    • Journal Title

      冊子形式

      Pages: 150

  • [Remarks]

    • URL

      http://computics-material.jp/

URL: 

Published: 2013-06-26  

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