Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
磯辺 篤彦 愛媛大学, 沿岸環境科学研究センター, 教授 (00281189)
早坂 忠裕 東北大学, 大学院・理学研究科, 教授 (40202262)
川村 隆一 富山大学, 大学院・理工学研究部, 教授 (30303209)
見延 庄士郎 北海道大学, 大学院・理学研究院, 教授 (70219707)
三寺 史夫 北海道大学, 低温科学研究所, 教授 (20360943)
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Research Abstract |
1)中緯度の大規模海流系・気流系との間の多階層相互作用の実態とメカニズムの解明という本領域の研究目標の達成に向け,各班の研究が円滑に開始できるよう統括した.また,それを支援する研究支援員を10月から雇用した(東京大学). 2)領域発足に当たり,領域主要メンバーと領域評価者が集まる「拡大総括班会議」を平成22年10月に東京で開催した.23年3月に予定していた「領域全体会議」は震災のため延期し,「拡大総括班会議」と規模を縮小して東京で開催した.なお,延期した「領域全体会議」は,23年8月に札幌で開催した. 3)全構成員間の交流を促進し,情報共有の緊密化のため,領域ホームページとResearchmapでのコミュニティーを開設した. 4)海外研究協力者と今後の連携を協議するため,平成22年12月にハワイ大学で会合を開いたが,23年3月に開催予定だった領域シンポジウムは震災のため止むなく中止した.海外からの研究者招聘のために計上した予算は繰り越され,研究者の招聘や総括班メンバーの旅費などに使われた. 5)「モデリング支援チーム」を統括し,地球シミュレータ上の膨大な出力データを管理し,研究者に提供するためのデータサーバを構築した(海洋研究開発機構).まな,研究者がシミュレータ上でのモデル実験やデータ利用に必要な援助や助言も行った. 6)「観測支援チーム」を統括し,24・25年度に実施予定の集中観測を領域全体で支援するための会議を東京で3回開催し,集中観測へ向けての準備計画を策定した. 7)23年度からの研究開始へ向け,第1期公募研究への応募を学界に呼びかけた. 8)次世代のリーダーたるべき資質を養うため,本領域に参画する若手教員,研究員,ポスドク研究員,並びに博士課程の院生から成る「若手研究者連絡会」を発足させた.幹事に,西井助教(東京大学)と佐々木助教(北海道大学)を選任した.
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