2014 Fiscal Year Annual Research Report
Project Area | Electromagnetic Metamaterials |
Project/Area Number |
22109001
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Research Institution | National Institute for Materials Science |
Principal Investigator |
迫田 和彰 国立研究開発法人物質・材料研究機構, 先端フォトニクス材料ユニット, ユニット長 (90250513)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
真田 篤志 山口大学, 理工学研究科, 教授 (20264905)
田中 拓男 国立研究開発法人理化学研究所, 主任研究員研究室等, 准主任研究員 (40283733)
石原 照也 東北大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (60168250)
北野 正雄 京都大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (70115830)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | メタマテリアル / 光波 / テラヘルツ波 / マイクロ波 |
Outline of Annual Research Achievements |
本総括班では,従来別々の学会で研究されてきたメタマテリアルの概念を共有し,相互理解を深めることによって研究を円滑に遂行し,また,飛躍させることを目的とする。我が国の研究者は,メタマテリアル及びそれに隣接する分野で多くの実績を上げてきた。マイクロ波領域ではメタマテリアル研究の創成期からこの分野に貢献し,光領域では低損失のメタマテリアルの設計法と2光子還元法の開発,テラヘルツ領域では高度なテラヘルツ技術の開発と金属微細構造体への応用などの実績がある。また,マイクロ波領域では世界に例がない気体プラズマを利用した動的メタマテリアルの研究を行ってきた。これらの世界的にユニークな成果をベースに,マイクロ波から光領域までの幅広いメタマテリアルの研究をそれぞれの分野間の垣根を取り払い,この5年間で飛躍的に発展させる。 この目的のために,平成26年度には全体会議を2回(平成26年10月23日-24日,および,平成27年3月7日)開催して,計画研究と公募研究の両方について進捗状況の確認と情報交換,ならびに,今後の研究成果の取りまとめの方針策定と情報発信の方法などについて議論した。また,平成26年12月22日-24日の3日間にわたって,第4回日韓メタマテリアルフォーラムを大阪大学で開催して,この分野の研究動向の把握と日韓の研究協力に努めた。さらに,平成27年3月6日には第5回メタマテリアル講演会を東京大学駒場キャンパスで開催し,新学術領域メンバーによるチュートリアル講演と,国内外の招待講演者による研究成果の平易な解説を行って,研究成果の普及に努めた。この間,領域ホームページでも研究成果の紹介と公式行事の案内を行って情報発信に努めた。さらに,予算繰越し期間の平成27年7月末までに,第5回日韓メタマテリアルフォーラムをソウルで,全体会議を東京大学本郷キャンパスでそれぞれ開催した。
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Research Progress Status |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(7 results)