2010 Fiscal Year Annual Research Report
Project Area | Integrative Research on Cancer Microenvironment Network |
Project/Area Number |
22112001
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Innovative Areas (Research in a proposed research area)
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
宮園 浩平 東京大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (90209908)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
秋山 徹 東京大学, 分子細胞生物学研究所, 教授 (70150745)
藤田 直也 (財)癌研究会, 癌化学療法センター基礎研究部, 部長 (20280951)
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Keywords | 微小環境 / がん浸潤 / 転移 / 血管新生 / リンパ管新生 / 生体材料 / ゲノム医学 / 生体イメージング |
Research Abstract |
総括班は、領域の研究の推進に必要な国内外の情報の収集を行い、研究者間の連携を強化する役割を担うことを目的として活動を行った。 1)領域会議の開催:本年度は本研究領域発足初年度にあたることから領域内の連絡を密接にすることが重要と考え、平成22年9月8日、平成23年2月9日の2回にわたって領域会議を東京で開催した。領域会議では領域内の研究の進捗状況を報告し、平成23年3月までに決定される公募研究を含めた今後の領域の運営について議論を行った。また宮園浩平の分担研究者・城潤一郎の転出に伴い,分担研究者の交代(京都大学・田畑泰彦)について承認を得た。 2)公開シンポジウムの開催:平成22年度は「がん研究支援活動」と連携を計り、平成23年2月8~9日に行われた公開シンポジウムにおいて本領域の高倉伸幸が「がん幹細胞の血管ニッチの形成とその制御」について発表を行った。また本領域の研究に密接な関連がある上野博夫教授(関西医科大学医学部)が本公開シンポジウムで「家族性ポリポーシスモデルマウスにおける腸幹細胞の動態」について発表し、発表後、領域内の研究者と意見交換を行った。 3)共同研究の推進:領域内の研究の有機的連携を促進し、共同研究のコーディネート、とくに若手研究者間の交流の促進などを推進した。総括班の田畑泰彦教授からバイオマテリアルを用いた人工微小環境について領域内の研究者に紹介があり、共同研究が開始した。 4)研究活動の公開:得られた研究成果を領域内外及び社会へ発信するためにホームページを開設した。また「がん研究支援活動」のホームページでは本領域の高倉伸幸が「血管領域でがんを潰す」と題して研究紹介を行った。
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Research Products
(22 results)