2011 Fiscal Year Annual Research Report
多方向かつ段階的に進行する細胞分化の運命決定メカニズムの解明
Project Area | Molecular mechanisms of cell fate determination in the cells that undergo stepwise differentiation to multiple pathways |
Project/Area Number |
22118001
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
北村 俊雄 東京大学, 医科学研究所, 教授 (20282527)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中西 真 名古屋市立大学, 医学研究科, 教授 (40217774)
河本 宏 独立行政法人理化学研究所, 免疫発生研究チーム, チームリーダー (00343228)
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Keywords | 細胞分化 / エピジェネティクス / 骨髄異形成症候群 / 造血細胞 / リンパ球 |
Research Abstract |
平成23年5月31日から6月2日にかけて、予定通り軽井沢プリンスホテルにおいて第2回領域会議を開催した。今回は6名の計画研究代表に加えて今年度から領域に加わった29名の公募研究代表も参加し研究計画、研究成果を発表した。発表者に加え各研究グループから分担研究者、連携研究者など参加者があり、総勢約60名で3日間の発表と議論を熱心に行なうことができた。また情報交換会においては班員の親交を深めるとともにグループ間での共同研究などの議論も行なわれ、意義のある会となった。 同時に開催した第3回総括班会議では今年度の領域の運営方針を議論した。平成24年3月2日には京都において第4回総括班会議を行ない、平成24年度の領域の運営方針、6月に広島で開催予定の第3回領域会議、11月に京都で開催予定の国際シンポジウムについて打ち合わせをした。 また領域のホームページには領域内へ周知すべきこと、一般に公開する業績などについて2-3ヶ月毎に更新した。ホームページ内にCell fateクラブというコーナーを設け領域内の研究者の学会参加報告、情報交換の場としているが、今年度はこれらに加えて、公募研究班から博士研究員の急遽の募集が掲載され、領域外から数人の応募がありそのうちの1人の採用が決まった。このコーナーが人材交流にも役に立つことが証明されたと同時に領域外の研究者も「細胞運命制御」のホームページを閲覧していることが分かり、ホームページの存在意義が確認された。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
領域会議を予定通り行ない十分な議論ができた。ホームページ、e-mailを媒介として領域内の研究者間で緊密な連絡が取れる体制を確立できた。
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Strategy for Future Research Activity |
平成24年度は第3回領域会議に加えて国際シンポジウムを開催し、領域のますますの発展を目指す。また、第2回の公募研究募集を行い、平成25年度、26年度に領域に参加する研究者を選抜する。
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Research Products
(24 results)