Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
深井 周也 東京大学, 放射光連携研究機構, 准教授 (10361792)
佐藤 主税 独立行政法人産業技術総合研究所, バイオメディカル研究部門, 研究グループ長 (00357146)
千田 俊哉 独立行政法人産業技術総合研究所, バイオメディシナル情報研究センター, 主任研究員 (30272868)
山下 栄樹 大阪大学, 蛋白質研究所, 助教 (00294132)
前仲 勝実 北海道大学, 大学院・薬学研究院, 教授 (10322752)
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Research Abstract |
平成22年度は,6月末の採択通知を受けて,研究代表者の奈良先端・箱嶋が,申請書に基づいて5年間の具体的な運営分担や予定表を作成した.これをたたき台として,具体的な体制・方針・予定を決定するために,先ず,3つの研究項目の幹事予定者(A01東大・深井,A02産総研・千田,A03北大・前仲)と箱嶋の4人で幹事会を東京(丸の内)で開催した.ホームページ(HP)の作成は前仲が担当することとして,早急に業者の選定と接触を開始した.各年度1回の総括班会議・研究領域全体会議・公開シンポジウム,ならびに方法論連絡会の担当を決定した.特に公開シンポジウムは学会のシンポジウムやワークショップを利用することを確認した.本年度は,12月のBMB2010(神戸国際会議場)で「構造細胞生物学の新展開」(オーガナイザー:千田、深井)を開催して,これからの5年間のこの新学術領域研究の方向性を,計画班員の研究を通して,多くのBMB参加研究者に公開した.同時に,ワークショップ終了後,第1回の総括班会議を開催(神戸ポートピアホテル)して,幹事会で作成した基本体制や具体的な方針・予定案を検討した.その結果,方法論連絡会の開催時期は,公募班員も参加できる時期に移す方が本領域参加研究者全員に新しい方法論やアプローチが周知できるという指摘を受けて,本年度計画を5ヶ月延長して,6-7月に連絡会を開催することとした.公募要領作成では,PIを想定した400万円の提案に加えて,若手研究者も応募しやすいように,単一研究テーマの200万円の提案を設けたが,3月初旬の専門委員会での公募審査の結果,多くの若手研究者を含む30名余りの公募研究者を採択できた.共同研究等の連携が具体的に始まれば成果が期待できるとともに,次世代の新勢力育成もできるので,楽しみである.
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